2002年05月01日(水) (エジプト旅行メモ8) カイロ→アブシンベル→アスワン(飛行機)→ルクソール(電車)

 

・AM2:30起床
・AM3:30ホテル発(さわやかエジプト青年お出迎え)
・AM4:00空港着、今一歩わからないままチェックイン
・離陸前、他ツアーガイドからメモを渡される。そこには
”Important Infomation  32A,C,33A
Your flight number 245. Will maybe first stop at Aswan arrive at Aswan at 6:15.
After that please wait in the same plane for 40minites.
Then the plane will leave from Aswan at 6:50 arrive at Abu-Simbel at 7:30(原文そのまま)
あのエジプト青年が気を使ってくれたらしい。なんと親切な!
・これがなかったら、俺達ぜったいつられて飛行機降りてた。
・AM5:00フライト
・AM6:10頃アスワン着。メモのおかげで自信を持って飛行機内に待機。サンキューだ。
・待機中、多くの日本人が乗り込んでくる。カイロからは誰もいなかったのに・・・。
・日本のおばさん集団もいて、チョット会話する。 個人旅行だと言うと、
「あら、良いわねぇ。若い内しか出来ないわよね」
と言うので、
「まぁ、私たち30歳ですけどね」
と言うと、「・・・そうなの?」と言われた、会話が続かなくなった。また学生の3人組と思われていたらしい。
・AM6:50頃アスワン発、7:30頃アブシンベル着
・テキトーにエジプト航空のバスに乗る(他のツアー客についていく)
・大神殿・小神殿に到着。チケット売り場、入り口とも大混雑。
・巨像はすごい。が、内部では感動があまり無し。小神殿も同様。
・「フラッシュダメ!」と白人の女性にしかられる。
・「壁にさわっちゃダメ!」と他の白人の女性にしかられる。もっともだが、おせっかいである。
・俺様がフラッシュを使っていないのに、白人少女のフラッシュの濡れ衣を着せられる。 自己中なやつらだ。後々思ったが、おまえらの全てが正義か?(T)
・なんか下を向いた白人少女がいたので、どうしたのかと思っていたら、バッと後ろに隠し持っていたカメラをだして、壁画を撮影。 暗闇でいきなりフラッシュをたかれ目がチカチカ。 何しやがる。 少女は即カメラをしまっていた。 完全にフラッシュ禁止を知っての犯行だな。フラッシュにはみんな気付くのでみんな注目している。そのうち一人の白人のおばさんが怒り出す。
「フラッシュ焚くなんて信じられない!ルールを守らないなんて。こんな貴重な壁画が・・云々」
と言っている。「おばさんの意見に賛成」とか思っていたら、「このジャパニーズ!」とか言う単語が聞こえた。 どうやら俺がやったと思っているらしい。 てめぇら、相変わらずやりたい放題だな。
大体さっきからフラッシュ禁止にかかわらず、ばしばしフラッシュ焚いているのは、みんな白人だぞ。 その上ぬれぎぬか。 だから白人って嫌いだ。(俺様)

・帰りのバスが心配なのでAM:9:30頃、神殿を出る。案の定、バスが良くわからない。
・10時過ぎ、なんとかバスに乗せてもらう。
・10:30頃、アブシンベル空港着。11時頃空港発、11:40頃、アスワン着。
・タクシーでアスワン駅まで(LE25を断りLE20のタクシー、慣れてきた?)
・駅手前で降ろしてもらい、スークを抜け駅到着。アスワンは色黒多し(ヌビア人)
・駅でルクソールまでの切符を購入。意外とすんなり。が、Nは何故か大声で交渉。
Nの「ファ~スト・クラ~ス!」が駅中に響いてた。声でか過ぎ。失笑されてた気が・・・。
ちなみに日本で入手した、列車時刻表が役に立たない事が判明。
・駅を出て駅前の「ダルウィーシュ」という店で食事。チキン料理セットLE10。
スープがえらくアブラギッシュ
・食事後、ツアーインフォメーションでファルーカの相場を聞く
・Nが大をもようした為、駅前の公衆便所に立ち寄る。 使い方が謎な便所だと言っていた。
・ファルーカに乗る(3人で2h30LE、相場どおりである。聞いておいて良かった)(T)
・ファルーカを生業としている2人組が近づいて来た。 最初値段を高めに言ってきたが、「さっき観光局で値段を聞いている。3人で合計30LEだと言われた。」と言うと、なんか不満も有るみたいだが納得したようす。(俺様)
・ファルーカに案内される。 なんか他のファルーカに比べると大きい気がする。だから本当に値段もちょと高めに設定されていたのかもしれない。 3人+2人でこれは広すぎるぐらいで贅沢だ。
・ファルーカはなかなか気分が良い。
・中洲の島「エレファンチィネ島」を1周してもらった後、上陸。
島を少し散策。何も無い島だが島民は素朴でなかなか楽しい。すごく質素な生活をしていそうだ。
・再乗船後、「切りかけのオベリスク」に向かってもらう様に説明したつもりが、なにやら方向が逆である。
・途中でなんと他のファルーカと激突。エジプト人同士でマジゲンカ。思わぬハプニングにワクワク。
・向こうのファルーカは俺達のより小さめなのに20人ぐらい乗っていた気がする。なんか贅沢感を感じる。
・途中、手製の船(長さ1mぐらい)で遊んでいる現地の子供達がいた。楽しそう。
・2時間が過ぎ下ろすところが約束と違う。 なんか忘れているような気がしたんだが。
・思わぬハプニングもあり楽しかったのでチップをLE10と奮発。
・ファルーカの人はチップの量にビックリしていたようだ。これだったら先に値切る必要が無いぐらいだが、これはあくまでお礼であり、交渉したのはファルーカ代だ。
・タクシーを捕まえるが、どうしても10LEとか言われてしまう。 なんかあそこに行くタクシーは往復で雇うのが普通みたいである。 片道で良いからと言って5LEにしてもらう。
・タクシーで切りかけのオベリスクへ(LE5)しょんぼり観光スポット。
・つか、ファルーカ以外は切りかけのオベリスクしか見るところが無いと言われていたので訪れたがやはりしょぼかった。なんか工事現場に来ている感じだ。 「なんか「切りかけのオベリスク」って「壊れかけのラジオ」に似てるよな。」と全然思ってもない事を言ってしまったのだが、その後あの曲が頭から離れなくなる。
・帰りのタクシーが見つからない。 大した観光地でないので空きタクシーも近寄らないみたいだ。だから往復で雇うんだな。
・きりかけのオベリスクが僻地の為、タクシーが捕まらない。とりあえず大通りまで歩く事に。
・途中すごく怪しいタクシー出現。助手席にもおやじが座っていて、ソフトSMで使いそうな器具所持。
とりあえずLE5で駅まで乗っけてもらう。無事到着。
・まだ5時過ぎだがやることも無いのでホームへ(6時発の列車)
・ホームに親切なポリス(暇そう)
・喫茶コーナーの店主の人がテーブル使って言いと言うのでそこでジュースを飲む。 そのおじさんと色々話をする。
・しばらくして、なんかイヤラシイ感じのエジプト人が話しかけてくる。 握手など求められて、しょうがなしにしたが、やつの手は汗かいてしっとりしているので気持ち悪い。 なんかこいつが来たら、おじさんは苦々しげな顔をして去っていった。
・異様に腹の出たエジプト人出現。なんか生理的に受け付けない。
勝手に俺らの近くに座り、必死に「日本人大好き」などとほざく。かなりあやしい。
案の定、列車に乗り込む際に、中までついてきて、勝手に席まで案内し、勝手に荷物上げを手伝い 結局バクシーシを要求。Tが全員分だと50ptをやる不満そうだ。 そして、Nと俺にもよこせと言ってきたのだが、Tが「それが3人分だ。 出てけと強気の発言。」 どうやらこのファーストクラスの電車内は外人だらけなので、Tも強気っぽい。
その後、このエジプトおやじは違う西洋人2組を案内し、一組とは固い握手をし、一組とは喧嘩になっていた。
・やはり先の喫茶のおじさんは、このやろうのやっている事を知っており、嫌っていたのだろう。 だから苦々しい顔をしてたんだな。あえてそいつに何か言わなかったが。
・PM6:00アスワン駅発
・列車は、横に3列となっており(1列-通路-2列)すごく広々としている。快適だ。
俺が1列側、俺様とNが2列側に座る。
・PM9:00ルクソール駅着。ルクソール駅の時計はほとんどが何故か6時頃で止まっている。
・明日のルクソール-カイロの切符を購入すべく窓口に行くがかなり難航。
席が無いのか?列車が無いのか?夜行なのか?寝台なのか?3人ともよくわからないまま
約30分後になんとか切符を購入できた。
しかしレシートみたいなぺらぺら紙を3人で1枚受け取る。手書きでなんか書き殴ってあるし・・・。
アスワンからの切符はしっかりしてたのに・・・?これは仮切符か?めちゃめちゃ不安である。
・俺様が、「もしかして、レシートだけ受け取って、キップ持ってくるの忘れちゃったんだろうか・・・」と口にした事で、みんなして不安のズンドコに陥る。
・ハッサンに教えてもらったホルスホテルに向かう。無事到着。
・トリプルルームをLE80→LE70にしてもらう。もっといけた?(T)
・宿代80LEと言われたので、50LE位に交渉しようと思ったら、Tの野郎が、「70LEにして」と先に言ってしまって、相手に快諾されてそれ以下を言い出せなくなる。 あの快諾っぷりは絶対70LEでも多い。
・その際、ホテルオーナーが翌日のタクシーチャーターを申し出る。
怪しかったので最初は断ったが「why」と聞かれて「怪しい」とは答えられず、
結局LE100→LE75で契約。
オーナー曰く「タクシードライバーにLE50渡して、25は今俺にくれ」
LE25もピンはねか?しかも最初はLE50するつもりだったのかよ?
・部屋に荷物を置き、食事に出かける。
・食事は一人LE10くらいでかなりエジプト庶民ぽくなってきた。
この食堂のフレッシュジュースはかなりやばい。特にレモン(Nが飲む)
店のおやじに、ノートに日本語で感想を書いてくれと頼まれる。俺様が感想を書く。 レモンはヤバイと書いておく。
・帰りにフレッシュジュース屋による。専門店はとてもうまい。
・ホテルに帰る。洗面所にゴキブリ出現。シャワーの湯が茶色。
・このころからN下痢気味。俺と俺様も結構やばい。(T)
・俺様の腹も結構緩いが、まだ固形と言える。 でも拭いても拭ききれないので、Tにウェットティッシュを貰う。今後ウェイトティッシュは超貴重品とされていく。
・AM1時頃就寝。かなり疲れてきた。