2002年05月02日(木) (エジプト旅行メモ9)ルクソール

 

・AM5:00起床
・5:30食事予定だったが準備してない。さすが安宿。催促する。
・6:15タクシーで宿を出発
・メムノンの巨像(タダ)
・チケット売り場で学割にチャレンジ。 Nはこういう時のために、放送大学に入学しているのだが、こういう時に学生証を忘れる愚か者である。 俺達も見た目学生なので、学生だと嘘を付いてみたが、結局学生証が無いと学割にはならないらしい。
・チケット売り場でチケット購入。王家の谷(20LE)、ハトシェプスト葬祭殿(LE12)
ネフェルタリの墓(LE100高っ!トリプル一泊より高い)
・王家の谷入り口で変なバスに乗る(LE1)
・墓は近くに色々あるので、好きな墓に行って眺めて、出てを繰り返せばよいのである。
・ある墓に入ったら誰もいなくて俺達だけだった。 そんで3人で墓を眺めて話をしていたら、あとから白人集団が入ってきた。するとその集団、俺達に向かって、指を口に当てて「シーッ!」とか言っている。静かにしろと言っているらしい。俺達は静かに見学しろと言う意味かと思って黙る。 すると、奴らは、ヤレヤレ的ジェスチャーをしたかと思うと、その後、自分達は大声で解説を受けてしゃべり出す。ただ自分達の会話がしづらいと言う事で俺達を黙らせたかったらしい。白人って本当に自分勝手だな。 こいつ等、余所の国でもこうなのかよ。 自分勝手にも程がある。
・トトメス3世の墓、俺様カメラを渡してしまいバクシーシ(けちってLE25)
・セティ2世の墓、N、棺の中をMYライトで照らし、バクシーシ阻止。
エジプトオヤジがせっかく懐中電灯を用意したのに、しょんぼり。
Nはヨーロッパ系オバハンに「もっと右を照らせ」とか指図される。バクシーシもらえば良いのに
・ラムセス4世の墓、印象なし(ラムセス6世が見たかったが閉鎖中)
・ハトシェプス葬祭殿、なんか広くて疲れる。
・ネフェルタリの墓(カメラ禁止)壁画の色が残っていて、とっても綺麗である。
墓の外のベンチで休憩中、
いきなり日本語で話しかけられる。「東京からきゃはったんですか」って感じ
京都出身の女子大生らしい。とっても可愛い。惚れそうである。
クルーズツアーに母娘で参加しているらしい。ツアー内の日本人は二人だけだって。
本人は「英語がダメ」といっているが、対等に外国人と話してる。ちょっと妬ましい・・・。
・俺様は惚れていた。
・なんか旅にかこつけたナンパみたいで、一緒に写真を撮る事もしなかったのが悔やまれる。 これを見ていたら連絡が欲しいと思う。
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WANTED 謎の美女
・2002年5月2日、西ルクソールにて、午前10時頃ネフェルタリの墓で俺様達3人組に遭遇。
・お母様と二人でナイル川クルージング中
・英語ペラペラ
・京都なまりの日本語を話す
・当時薬科大学の1年生
・エジプトに知り合いがいるらしい
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・ちょうどそのツアーにエジプト人女性がいたので、
昨日購入した怪しい切符を、美少女を介し、見てもらう。どうやら使えるものらしい。一安心。
・ホテルに戻り、預けていたバックを受け取る。
・我々の不安を解消し、一陣の微風のように美少女(+お母様)は去っていった。
・なんか途中からNがヤケに元気が無いと思っていたら、どうやら飛んでいたハエを飲み込んでしまったらしい。墓の管理人の手前、つばとか吐き出すのが躊躇われたと言う事もあるが、一気に喉の奥まで飛び込んでしまったので、有無を言わさず飲んでしまったとか。 そう言えば、さっきからうるさかった一匹のハエがいない。Nが食べちゃったからだったのか。
・昼飯は屋台のターメイヤサンド(1LE)にチャレンジ。衛生的に怪しいが、結構いける。
・ルクソール神殿に行くつもりが、イスラム教の祭殿に迷い込む。
そこにいたジジイが中をちょっと見せてくれる。
しかしそれは親切心からではなくバクシーシ欲しさであった。
それを聞きつけた若者とそのジジイで口げんかを始める。
エジプトでは数年前から政府がバクシーシ禁止令を出している為であろう
・徒歩でルクソール神殿(LE20)に行く。全てがやたらにでかい。
時間が有り余っているので、神殿内で昼寝を試みるが、落ち着かない。
・駅前のインフォメーションに立ち寄り「音と光のショー」のスケジュールを聞く
・両替とトイレ休憩の為、5つ星のWinterHotel に立ち寄る。ホテルに嫌な顔をされる。
・トイレで脱糞。すっきり。ホテルを出る。
・ナショナルバンクに行き両替をする。Nがトイレで脱糞。全員腹の調子が悪い。
・馬車でカルナック神殿に向かう(LE5)まずまず。
・カルナック神殿(20LE)これもむやみに全てがでかい。
・やる事もないのでPM6時頃まで神殿内で粘る。(随所で休憩)
・7回廻ると願いが叶う「亀の像」で「下痢が治りますように」と7回廻ってお願いする。
・カルナック神殿をでる。あと2時間で音と光のショーなので神殿前で座って待つことにする。
・真っ黒な日本人二人組(男)に声を掛けられる。
会社を辞めて二人でアフリカを40日間転々としているらしい。
若いと思ったら33歳だって。(俺らも人のことは言えないが・・・)
んで、日本ではシンクタンク関係の会社に勤めていたエリートらしい。

-シンクタンクとは-
シンクタンクとは米軍の「作戦を練る部屋」を意味する「think tank」という言葉が、
研究機関を指すようになったと言われている。
一般にシンクタンクは頭脳集団と訳されており、
広辞苑では「頭脳を資本として商売をする企業や研究所。
多くの複合的な技術やシステム開発を業とし、政策や企業戦略の策定を行う」と定義されている。
一口にシンクタンクと言っても、現在、その活動領域や機能は多様化しており、
経済・産業分析、企業向けコンサルティング、官公庁からの調査研究、
国際化や高齢化への対応、規制緩和に関する政策研究など、実に多岐にわたっている。

・その二人組と合流し、音と光のショーをみる。今回の旅行で一番しょんぼり。 3人とも睡魔と戦うのが必死。 カイロの音と光のシーにすればよかった。
途中で寝てしまう。英語だから? 一応、日本語の説明は、Iさんに貰っていた。
・5人でタクシーで駅前まで戻る(LE7)
・5人でコシャリを食べる。(LE1.5)なかなかである。
・二人と別れて、ルクソール駅に
・駅に着くと、例のキップの不安がよみがえる。もうどうにでもなれと言う気がする。こういう時に昨日の生理的に受け付けないバクシーシ狙いの野郎がいればいいのに。喜んで払ってやるが。
・ふとみると俺達の前には外人カップルと、エジプトガイドらしい3人組がいる。不安もなく談笑しており羨ましい。
すると、ガイドさんが、カップルに冗談を言うついでに、俺に向かってもなんか話しかけてきた。 そこはそれなりに返事をしたので3人は楽しそうだ。
チャンス到来である。 俺は例のチケットを取り出して、ガイドさんに見て貰う。何じゃこりゃ?と、ガイドもチケット見て笑っている。その後一生懸命見ているが良くわからない様子。
カップルもチケットを見ては笑い、それをガイドが見て悩む姿にまた笑い楽しそうだ。
結局、多分大丈夫と言う返事が返ってきた。 ほんとうだろうか。 それにしても
エジプト人ガイドまで悩ませるチケットって一体なんだ。
・PM11時発の電車がPM11:10頃出発。
・乗車するなり、車掌っぽい人を捕まえチケットを見せる。 どうやら問題なくチケットらしく、案内された。なんとキャビン室(個室みたい)である。3人でチケット一枚の謎がなんとなく判った。 そう言えばチケット購入の時に、「キャビン?」とか言う単語が聞こえてた気がする。
・トイレでコンタクトを外したり、歯を磨いたりする。