3月 3 1998
民明書房 | ま行 | 俺様万物網羅百科事典
非常に変わった本を大量に出版している出版社。
主に、『魁!! 男塾』と言う漫画で引用される。
俺様が今でも覚えているのが以下の二つの事柄である。
降龍天臨霹(こうりゅうてんりんへき) | |
古より現在に至るまで、世界各地には人が空を飛ぶという鳥人伝説が多々あるが、中国においては金斗山に住むという仙人が有名である。 本来「降龍」は仙人が四年に一度、民衆の前に山から下界に降り姿を現すという意味であった。 それを現実の拳法に具現化させたのが、中国拳法史上最大の奥義である降龍天臨霹である。 これを極めるには、両端に羽状形態を有する杖・棍などを尋常ならざる速さで回転させるための手首の力は勿論のこと、ずば抜けた平衡感覚が必要とされる。 現代のヘリコプターは前述の金斗山に住んでいたという仙人、聘李古浮(へいりこふ)の名前に由来するという事実はあまり知られていない。 |
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日本曙蓬莱武術協会 武術総師範代・竹乃本秀路談 | |
趨滑襲(すうかっしゅう) | |
趨滑襲とは、中国明代に室内戦用に考案された武器である。 その特色は、刃の両端にある極めて弾力性に富む球状の特殊ゴムである。これを打ち、壁や床・天井に反射させ、敵を攻撃した。その反射角度は、精妙な計算が必要であった。 現代の室内球技・スカッシュの原型がこれであることは、ご推察の通りである。 |
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民明書房刊 『室内球技における中国文明の影響』 |
これは大学生の時に、我らに多大なインパクトを与えたため、『へいりこふ』、『すうかっしゅう』と言う単語は、通常の会話に使われるほどであった。 もちろん意味は、「ありえねぇ」とか、「うそつけ」と言う意味であるが。
あ、「へいりこふ」は民明書房の本じゃなかったのか。
最近は民明書房もメジャーになって、アマゾンでも取り扱うようになった様だ。
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3月 3 1998
マーライオン | ま行 | 俺様万物網羅百科事典
マーライオンの背後に入り口発見。さては人が入って水を吐いているに違いない。中の人も大変だなぁ。
シンガポールの象徴。
マーライオンには、二つの伝説が残されてる。
一つは、シリービジヤ(インドネシア・スマトラの旧名)の王子がこの島に降り立った晩に見たという夢に現れたと言うもの。
もう一つは、シンガポールがシマセクと呼ばれていた頃、暴風雨に襲われた村人達の前に現れ、荒れ狂う海と戦ってこれを沈めた巨大な生物と言う物。
国の反映を願った当時の首相、リー・クアン・ユーが「シンガポールのシンボルを造ろう」と呼びかけて出来たのがマーライオン像。
マーライオンは基本的に、元祖、ミニ、タワーの3つある。
元祖マーライオンは、本来水を吐くところが老朽化のため吐いたり吐かなかったりして、吐いているのを見たらラッキーと言われてきた。
しかし、最近、ミニと共に場所を移転した。 その為か、俺が見た時は写真の様に水をゲロゲロ吐きまくっていた。
これは俺がラッキーだったのか、移転に伴って常に水が出るようになったのかは謎である。
またマーライオンは、ブリュッセルの「小便小僧」、コペンハーゲンの「人魚姫」と並び、世界三大がっかりの1つに挙げられている。
俺も思う存分ガッカリしようと見に行ったのだが、思ったより良かったので、あまりがっかり出来ずに、そう言った意味でがっかり。
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