2012年08月06日(月) 香川【打始め】札所:75 | お遍路(1)

 

本日は香川に突入。

香川と言えば、自他県共に認める「うどん県」なので、昼飯に 小縣家でうどんを食べる。

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ここのウリは、1人に1本丸ごと大根が出てきて、自分でおろしてうどんに入れる。この大根は結構辛めで、入れすぎると後悔するほどだ。うどん自体もさすが美味しい。

次に来たのは、善通寺
ここは、四国八十八箇所のお遍路の75番札所(札所とは、遍路が巡礼する八十八の社寺を指す)であり、空海の生まれた場所でもあるので、中でも別格の特別なお寺とされている。

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折角なので、納経帳を購入して、発願(最初の札所をお参りすること)する。
お遍路は通常は、1番から巡るのだが、特に決まりなどはないのでどこから始めてもいいし、歩こうと、車を使おうと良しとされている。というか、お遍路自体の意味を元に解釈はどうにでも成るようだ。
そして、この善通寺は先の通り、特別なお寺であり、発願し打ち(札所の参拝の事)始めにする人も多い。お遍路では打ったお寺で納経のサインをしてもらうのだが、善通寺を打ち始めをした場合のみ打ち始めのサインもして貰えるという特別オプションが用意されてる。でも、納経のサインは300円(どのお寺も固定金額)かかるのだが、この打ち始めも300円別途かかる。88箇所全部回ると、納経のサインだけで、26700円か。結構お金がかかるな。
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納経帳と、打ちはじめサイン。

善通寺は更に88箇所の砂を並べたお堂があり、1つ1つを踏みながお祈りすることで、全お寺を回ったのと同じ御利益がある。折角なのでそこにも行って一通り巡ってみるが、こうやってずらっと並んだ88箇所を1つ1つ立ち止まるだけでも大変だ。これを実際四国全体を巡る事を考えると気が遠くなるな。

お寺の次は神社だ。
善通寺の近くには、こんぴらさん(金比羅宮)があるのでこちらをお参り。仏も神(神道の方)も一緒くたであるが、日本は結構この2つは融合してる感があると思う。と言うか、特に意識しないと、どっちをお参りしてるのかすら分かってなかったりするよな。俺だけか?

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金比羅山は山高くにあるので、登るのは結構しんどい。
特に奥の院は金比羅宮の倍近く奥にあり相当しんどいのだが、折角なので行ってみる。しかし、奥の院はこじんまりしていて、しょっとションボリ。