2007年10月28日(日) タイ(バンコク):Khaosan Traveler’s Lodge

 

TTY、インド前のアジア巡りにカンボジアを選択。

カオサン通りには、MPツアーと言う日本人経営の旅行会社がある。
ここは基本的に値段が高いのと、対応がぞんざい(日本国内の旅行会社みたいなのと比較するとであり、現地のツアーはこんなものだとは思う)であり、日本人旅行者の評判は賛否両論。少し否の方が多いみたい。
でも、大抵のメジャー所の日本語対応のパックツアーを扱っていて、スタッフとも日本語でやりとりできるので、マイナス面は以上のアドバンテージがあるので、ここはいつも日本人が溢れている。

TTYはここの「3泊4日アンコールワットの旅(ベンメリア付き)」に申し込んだ。もちろん、TYに「これでいいんじゃない?」と言われたからである。
この旅行の企画は、申し込んだ人達を3人1組にして3人部屋に泊めると言う物である。当然三人組で申し込めばそのメンバーで1部屋になるが、そうでないと他の申し込みを待って、グルーピングされるらしい。
TTYは、俺もカンボジアに行こうとしているのを知っているので、

 「知らない人だらけの部屋は嫌ですよぉ。一緒に行きましょうよぉ。」

                   タイの非常口のマーク。逃げる人が日本より必死。

タイの非常口のマーク。逃げる人が日本より必死。

と執拗に勧誘してくる。
これまでの価格調査の結果、カンボジアの首都プノンペン行きは飛行機で3000Bかかる。アンコールワットの近くの町、シェムリアップ行きはもっと高いようだ。このMPツアーの企画は3500Bあり、陸路になるがガイド付き、宿付き3泊なら良いか思い、一緒に申し込む事にした。
このツアー は明後日の30日に出発で、カンボジアにて3泊してまたタイに戻ってくるスケジュールなのだが、俺は帰路は破棄してカンボジアに残り、別行動にする事に決めた。

その後、TTYは相変わらず、色々なことに不安がっており、TYに言われるがままに旅行に備えて、ガイドブックやら、それらの国の旅の指さし会話帳やら、アレコレ買い集めている。これは、その後のインドや、その他の国々もターゲットまでも考慮しての事なので、その買い集め方が半端じゃなく、本でもう一つバックパックが1つ必要なぐらいである。結局それらは宿に預けて、カンボジアから帰ったらまた引き取ると言うことらしいのだが、「だったらカンボジアから帰ってから買えば良かったのに」とTYに言われ、

 

                   タイ・シルク王として知られる、ジム・トンプソンの家。                   現在博物館と成っている。

タイ・シルク王として知られる、ジム・トンプソンの家。
現在博物館と成っている。

 「先に言ってくださいヨォ~」

と相変わらず人の言うがままで、物事を自分で決められる様になるには当分かかりそうである。あと、TYはあまりに言うがままなのが面白くて、色々そそのかして、反応をみて楽しみだしてる様である

昼過ぎに、みんな思い思いに散って行き、YSが、「ジム・トンプソンの家」に行くというので、何か解らないままついて行ってみる。
ふむ、こんな観光名所もあったのか。日本語のガイドも付くので話は良く解ったのだが、だから何?的に、個人的にはたいして興味のもてない場所であった。