朝起きる。
さすがに上下階に通る為の唯一の階段の真横で寝ていたので、夜中に何人も通過していった気がするが、俺は案外大丈夫なタイプな様だな。
ただ、やっぱり今日はエアコンドミトリーに移動する事にする。一泊150B。
早速移動してみると、エアコンドミは、こぢんまりした部屋で、2段ベッドが5個の10人向けの共同部屋である。ドミトリー内での仁義が良く解らないので、周りの人に挨拶して教えて貰うことにする。今日の宿泊者は、俺を入れて6人で全員日本人である。
TY |
: |
青年。旅行歴が長い。凄い沢山の旅行経験があり、皆への相談役。
取り合えず、バンコクでゴロゴロしており、何処に行こうか考えている途中らしい。 |
JO |
: |
おっさん。今回は取り敢えず、バンコクあたりをブラブラして、そのうち北の方に行くかも。 |
UN |
: |
旅慣れたおじさん。乾燥肌かアレルギーか良く解らないが、日本だと肌が荒れるのだが、タイにいると気候が合うのか、嘘のように快調になるらしい。暫くバンコクにいて、多分そのうちカンボジアへ行く。 |
TTY |
: |
身体は大きいが小心者の青年。海外旅行自体初めてのようだが、今回思い立って、予算100万円でバックパッカーとして自分探しの旅へ出発。取り敢えず出来る限り世界中を回りたいのだが、この先何処へ行けばいいのか悩んでいるうちに、結構バンコクで時間と金を費やしている。 |
YS |
: |
青年。友人がバレーボールの世界大会でバンコクに来ると言うので、その応援に来た。そのあとアジアをブラブラ旅行する予定だけど、行き先など未定。旅は今回が殆ど初めて。 |
みんな気さくで良い感じの人々である。
特筆すべきは、TY。今まで相当一人旅をしていて、その手の知識がタップリ頭に入っており、ガイドブックを見なくても行き方やら見所などが、スラスラ口をついて出てくる。特にアジアの事に相当詳しいので、旅行情報も含めて色々アドバイスを貰う事にする。
また、なんか笑えるのがTTA。
ナリは大きく見た目も強そうなのだが、生来気が弱い事を悩んでいるとか。それで武道を習ったりもしたのだが相変わらず度胸がつかず、今回旅行でもして度胸を付けるのが目標の1つだとか。あと、物事を自分で決める事が出来ないのも悩みで、旅行でもしてそれを直せと、“人に言われた”ので旅行する事を決めたとか。
基本的にインドをメインのつもりで出発して来たが、その前にアジアを一通り回ってからにしようと、ここにいるのだがそのまま怖くて動けなくなっているらしい。部屋でも一人でずっとこの後の旅の事を悩み続けているので、みんな心配して「日本に帰れば?」と勧めているのだが、日本の生活も不安でかえりたくないらしい。本当のところ旅行したくないらしいが。
TTYは今日も一日中TYに質問し、アドバイスをもらい、その都度不安がって困っていた。
こんな事を数日も続けているらしく、TYOも疲れてきているようで、
「取り敢えず、チケットだけ取って日程決めちゃいなよ。覚悟も決まるよ。」
と言って、TTYをつれて安いチケットを探しに旅行会社に向かっていった。面白そうなので付いていく俺。
数件の旅行会社を周り、何処か経由のインドのデリー行きのチケットをかなり安い値段でゲット。
TTYは
「決まったからには、頑張るッス。」
と、とうとう腹を括ったらしい。インドへは11月3日に出発であり、まだ暫く時間があるので、それまでの間はタイ国内か、どこか近くの国を回ってくる事にしたらしく、そのことでまたTYOへ相談し、アドバイスをもらい、その都度不安がっている。…あんまり変わらない光景だな。
俺もボチボチスケジュールを立てなくては。
TYとTTAに付いていった時に色々価格をチェックしてたのだが、どうも今日は決まらないまま夜になってしまった。
夜になると、カオサン通りに、金色のアオザイを来たキャンペーンガールが練り歩いていた。どうやら、いまベトナムエアーのキャンペーンで、3Bでハノイまで行けるらしい。
金色のアオザイを着た
ベトナムエアーのキャンペンガールズ
3Bと言うと日本円で10円であり、非常に嘘くさいが、TYの話では本当に3Bらしい。色々サービスが省かれているのだろうけど、そんなに安いのならベトナム行ってみようかな。ハノイから、ラオスに入って、その後南下してカンボジアと行くのも悪くないかも。
取り敢えず明日も色々見て回ろう。
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10月 27 2007
2007年10月27日(土) タイ(バンコク):Khaosan Traveler’s Lodge
朝起きる。
さすがに上下階に通る為の唯一の階段の真横で寝ていたので、夜中に何人も通過していった気がするが、俺は案外大丈夫なタイプな様だな。
ただ、やっぱり今日はエアコンドミトリーに移動する事にする。一泊150B。
早速移動してみると、エアコンドミは、こぢんまりした部屋で、2段ベッドが5個の10人向けの共同部屋である。ドミトリー内での仁義が良く解らないので、周りの人に挨拶して教えて貰うことにする。今日の宿泊者は、俺を入れて6人で全員日本人である。
取り合えず、バンコクでゴロゴロしており、何処に行こうか考えている途中らしい。
みんな気さくで良い感じの人々である。
特筆すべきは、TY。今まで相当一人旅をしていて、その手の知識がタップリ頭に入っており、ガイドブックを見なくても行き方やら見所などが、スラスラ口をついて出てくる。特にアジアの事に相当詳しいので、旅行情報も含めて色々アドバイスを貰う事にする。
また、なんか笑えるのがTTA。
ナリは大きく見た目も強そうなのだが、生来気が弱い事を悩んでいるとか。それで武道を習ったりもしたのだが相変わらず度胸がつかず、今回旅行でもして度胸を付けるのが目標の1つだとか。あと、物事を自分で決める事が出来ないのも悩みで、旅行でもしてそれを直せと、“人に言われた”ので旅行する事を決めたとか。
基本的にインドをメインのつもりで出発して来たが、その前にアジアを一通り回ってからにしようと、ここにいるのだがそのまま怖くて動けなくなっているらしい。部屋でも一人でずっとこの後の旅の事を悩み続けているので、みんな心配して「日本に帰れば?」と勧めているのだが、日本の生活も不安でかえりたくないらしい。本当のところ旅行したくないらしいが。
TTYは今日も一日中TYに質問し、アドバイスをもらい、その都度不安がって困っていた。
こんな事を数日も続けているらしく、TYOも疲れてきているようで、
「取り敢えず、チケットだけ取って日程決めちゃいなよ。覚悟も決まるよ。」
と言って、TTYをつれて安いチケットを探しに旅行会社に向かっていった。面白そうなので付いていく俺。
数件の旅行会社を周り、何処か経由のインドのデリー行きのチケットをかなり安い値段でゲット。
TTYは
「決まったからには、頑張るッス。」
と、とうとう腹を括ったらしい。インドへは11月3日に出発であり、まだ暫く時間があるので、それまでの間はタイ国内か、どこか近くの国を回ってくる事にしたらしく、そのことでまたTYOへ相談し、アドバイスをもらい、その都度不安がっている。…あんまり変わらない光景だな。
俺もボチボチスケジュールを立てなくては。
TYとTTAに付いていった時に色々価格をチェックしてたのだが、どうも今日は決まらないまま夜になってしまった。
夜になると、カオサン通りに、金色のアオザイを来たキャンペーンガールが練り歩いていた。どうやら、いまベトナムエアーのキャンペーンで、3Bでハノイまで行けるらしい。
金色のアオザイを着た
ベトナムエアーのキャンペンガールズ
3Bと言うと日本円で10円であり、非常に嘘くさいが、TYの話では本当に3Bらしい。色々サービスが省かれているのだろうけど、そんなに安いのならベトナム行ってみようかな。ハノイから、ラオスに入って、その後南下してカンボジアと行くのも悪くないかも。
取り敢えず明日も色々見て回ろう。
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By 俺様 • 2007年 タイ・カンボジア・ラオス旅行 • 0