2008年05月12日(月)

 

KTJ(日男)は、俺が最初にGeneralのクラスに入った時に知り合った日本人男性で、年齢ももうじき30歳とここでの友人関係の中では最も俺と年齢が近い。

彼は俺が来る3ヶ月ぐらい前から学習を始めていた様だが、俺と同じく殆ど英語がダメな状態だったそうな。しかし、現在は語学学校での勉強を終え、今月から併設されているカレッジに入学して、マーケティング勉強中である。
カレッジと言っても、俺達の使っている同じフロアであり、教室も直ぐ近くだし、図書室も一緒なので、ほぼ毎日顔を合わせている。

カレッジの授業は俺達が食堂に行く途中の部屋で行わているので、通りがかりにのぞき込むと、KTJがいつも悩ましい顔をしているのが見えるのだが、話を聞くとやっぱり毎日チンプンカンプンなんだそうだ。
そりゃ、「英語を学ぶ」のではなく、「英語で学ぶ」のだから、今までより上の大変さが有るよな。

そんな話をしていたら、KTJのカレッジでのクラスメイトである日女が通りがかり、KTJと話をした後に俺の方を振り向いたらギョッとしていた。なんか見たこと有る気がすると思ったら、昨日のブチギレ女である。

 「あぁ、あなたもこの学校だったんだぁ」

等と、昨日事が無かったかの様に愛想良く言っているが、ギョッとした所を見ると、自分で悪い態度を取ったという事は認識してるんだろうな。KTJと知り合いって事で、今後なんか関係する事も有るかと思って、昨日のことは無かった事にしようとしてるっぽい。まぁ、そんな心配しなくても、俺との絡みは無かろうと思うが。こっちは別に用はないし。

こんな外国で、チョット会った人と、同じ学校と言うかビルで会うなんて、世間は案外狭いな。「この人とは、もう二度と会うまいし」と思っても悪い事しないようにするに限るぜ。

まぁ、正直昨日のAuspeakのおかげもあって、俺も今日以降の授業に向けても気合いが入ったので、今日の授業はとても充実感を得られたりした。一応、彼女には感謝してもいいかもしれないな。