2007年12月12日(水)

 

今日の午前のcoreクラスでは、ライティングの様な課題が出た。
いきなりライティングを言われても、困るのだが、とりあえず書いてJohnに見てもらった所、

 「キミは日本語の文法に、英語の単語を置き換えてるだけじゃないか…」
と、言われた。まるでルー大柴だが、単語だけでも英語と認めてもらえてよかった。
つか、文法メチャクチャは自覚しているし、現状どうしようもない。書かせる前に教えて欲しいのだが、生徒の振り分けはこの人の責任ではないしな。

 「君にはもっと下のクラスのテキストをあげよう」

と、Dクラスより下のCクラス、Pre-Intermediate(初級)のテキストをくれた。これの端々に文法の解説があるから勉強しなさいと言うことらしい。有り難いんだが、素直に、Pre-Intermediateのクラスに落としてくれたほうがお互いの為の気がするぞ
そのテキストを見ると、文法の説明があるのだが、当然説明が英語であるな。

「缶切りが入っている缶詰め」を渡されたような気分だ。
空けるための缶きりは缶の中で、それが空いて取り出せたなら、もう缶切りはいらんと言うか、何というか。


学校の帰りがけに、optusの携帯ショップがあるので覗きこむ。

世界で携帯は、日本と韓国を除くと、SIMカードを扱う規格に統一されている。なので、何処の国の携帯でも、他国へ行った時に現地のSIMカードを購入して差し替えれば、そのまま使えるんだそうな。
この前タイに旅行した時に、それを目の当たりにして、非常に興味があったので、今後海外に出かけるときに、SIM対応の携帯を持っていて損はあるまいと思っている。
だが、物によっては、他社のSIMカードを使えないようにロックされている本体もあるとか。調べてみると、どうもオーストリアもロックされているのが普通な様である。おかしいな、タイで会った人は、「オーストラリアに留学時に普通に買った本体」って言ってたのだが。

チラシやカタログを眺めたりしていたら、案の定店員に声をかけられる。

 「オレ エイゴ アマリ シャベレナイ」

と言ったのに、「OK。私が丁寧に教えてあげるわ」とか言われて、張り切って凄い早口で説明されて、ここでもチンプンカンプンだったが、適度に相槌うって乗り切る。
どうやらそのロックがかかってないものの事を、「アンロック(ド?)」と呼ぶ事だけは何とか理解。日本ではコレのことを、「シムフリー」と呼ぶので、俺もここで「シムフリー」という単語を使っていたのだが、そこでまず会話が成り立ってなかったようだ。

その後日本人の客が来たので、そっちにも色々聞いてみたのだが、どうもどういうのがアンロックのものなのか良くわからない。

さっきの店員の対応で疲れたので、今日は購入を止めて立ち去る。


今日もトラベルパスを使って、どこかに行ってやろうと思い、昨日の続きと、ロックスの方に出かけて彷徨う。

ちなみに、オーストラリアのホテルの1階はバーになっている。
なぜなら、昔はと言うか、今もかもしれないが、法律でホテルには何かがなくならず、バーがあれば、その条件がクリアされ、結局ホテルは必ずバーがあるという訳である。いや、バーには何かがなくてはならなくて、ホテルがあればその条件がクリアされるんだったかもしれない。全然、説明になってないが、大筋はそんな理由である

ロックスの外れには、古いホテルが沢山あり、それらに、上記のような理由でもれなくバーがついている。 その中のひとつ、LORD NELSON BREWERY HOTELには、オーストラリアで最優秀賞を何度も受賞したビールがあるとの事なので行って飲んでみる。

 

LORD NELSON BREWERY HOTEL外観も良い

LORD NELSON BREWERY HOTEL
外観も良い

中の雰囲気もGood.

中の雰囲気もGood.

20071212-2

う~む、確かに美味し。きめ細かい炭酸でいい香りのビールだな。とまだ日も落ちぬうちから、一人ビール飲んでよい気分。今頃日本では皆アクセク働いている事だろう。ハッハッハ。

ホテルのすぐそばには天文台があるので行ってみたら、ギリギリ閉門されていて残念。また今度来るとしよう。

天文台のある丘からは見晴らしも良し

天文台のある丘からは見晴らしも良し

そのままブラブラ歩いていたら、412番のバスを発見。あれは俺のホームステイ先から乗っているバスの番号である。そのバスの行方を追うと、すぐそこが終点のターミナルのようだ。ここで終わるのか。今後乗り過ごして終点に来てしまっても、場所が分かるから安心だな。

ついでに逆向きのバスに乗り、市街をどのように走るのかチェックしながら、そのままDulwich Hillのステイ先へ帰る事にする。