2009年04月29日(水) チトワン国立公園2日目 | ネパール旅行(5)

 

今日は、早朝(6:15)から活動開始。

まずは、ウォーキング&ボーティング。
象ではなく、ガイドと一緒に、足で歩いて公園内を散策し、帰りはボートに乗って戻ってくるのだ。
こんな朝早くから自然の中を散歩なんて、健康的である。

その後、折り返し地点まで、特に珍しい動物など見えなかった。単なるブッシュウォーキングである。

折り返し地点の川岸は砂地に成っているのだが、そこに虎の足跡を発見。やっぱり虎はいるのだな。
でも、島の中に何頭かいるらしいが、川を泳いで出ていったりしないんだろうか。

帰りのボートを待つ間、ガイドと話を聞くと、この中州に虎は3頭(雄1、雌2)いるらしい。この広さなので滅多に見れる物ではないとの事だ。また、この川にはワニはいるが、この中州近辺にはいないとの事で、やはりこの公園内で、動物園並に動物を見たりと言うことは難しいようだな。

虎の足跡

虎の足跡

                   ワニ                   …にみえる岩

ワニ
…にみえる岩


ボートで戻って、朝食を食べた後は、9:00からはエレファント・ライド。

今回は大蛇を発見である。3mぐらいであろうか、大蛇は逃げようとするが、象使いが急いで追いかけ、尻尾を捕まえて見せてくれた。
その他は、特に珍しい動物も見れず、象の背に揺られての自然散策をし、宿泊エリアに戻る。

その後は、昼食を食べ、次のイベントまで、各々思い思いに過ごす。
俺は部屋で昼寝したり、小屋で昼寝したり、川沿いのレストランで昼寝したりと、場所を変え変え昼寝を繰り返したり、シュリヤと話し込んだりしていた。

シュリヤはネパール人ガイドで、今回のロシア人の3人家族のツアーのガイドとして、このツアーに参加している。
基本的に今いるツアーのメンバーはネイティブイングリッシュスピーカーが多く、そうでなくてもで英語堪能であり、ガイドともメンバー同士でコミュニケーションを取っている。
しかし、俺はイマイチな英語で、浮いた感じに成っているのを気遣ってくれているようで、昨日から俺に色々話しかけて来てくれた。彼の英語は聞きやすく、会話は成り立つので楽しい。
彼の話では、何度かこの島にガイドで来ているが、虎を見た事は一度もないらしい。虎を見るなら、国立公園の別のホテルの方が、もう少し可能性が有るとのことである。しかし、今日の様な大蛇を見たのは初めてで、これはかなり珍しい事だったようである。

その他、カトマンドゥでの見所なども色々教えて貰った。
彼はあと数日、ロシア人ファミリーのガイドを続けるが、その後カトマンドゥのオフィスに戻るので、タイミングが合えば会う約束をした。

大蛇

大蛇

                  ロッジ                   手前はこの島の模型

ロッジ手前はこの島の模型

虎発見

虎発見


14:30頃から次なるイベント、エレファント・バッシング。
バッシングといっても、象を虐めるのではなく、象のお風呂の方である。

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川に象を入れて、象使いにゴシゴシ洗って貰うのであるが、その際ツアーメンバーも象の背に乗せて貰ったり、倒れて水の中に落とされたりと、川で象と戯れるのである。
思いの外、楽しいものなのだが、これは知り合いがいないと、はしゃぎづらいものがあった。
ツレがいると、川に落下したり、象にしがみついて落とされまいと踏みとどまれば、ワッと盛り上がるのだが、俺のように1人の旅行者は川に落下しても、

「川に落ちても ひとり」 「象から落ちて 私もひとり」

と、自由律俳句の世界に浸ってしまった。
あと、こんな物があるのなら水着の様な物を用意しておくべきである。せめて乾きやすいズボンが有れば良かったのだが、この後しばらくズボンに難儀することになった。

                   日が落ちる。                   時々対岸に鹿が現れる。

日が落ちる。
時々対岸に鹿が現れる。

次は16:00頃から、バードウォッチング。

確かに鳥は沢山いるし、珍しいのかも知れないのだが、遠目でよく見えない。結局これも自然の中を、自足で散策する感じである。

その後夕食の後、日が落ちると、スライドショーでこのあたりの動物の生態の紹介である。全編英語であり、殆ど理解できず。

ただ、みんなが時々、「ライノウ」とか言っていたのが、ここにきてサイの事だとやっと解った。

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