2006年7月2日(日)

 

明日から会社なので帰らなくてはならん。

ついでに京都によって観光して帰る予定だと告げておいたところ、知らないうちに兄家族そろって京都観光に付いてくる事に決まっていた。

う~ん、まぁ付いてくる分には構わんが、俺が甥の頃の歳には、お寺を見ても別に楽しくなかった気がするのだが。 つか、今でも正直お寺観光は微妙なぐらいである。
甥達が途中で愚図り出さないか心配であるが、連れて行かないと、この場で愚図るので仕方有るまい。

まずは金閣寺(鹿苑寺)を観光。

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よく覚えていないが、中学生の頃に修学旅行か何かで来たことがあった気がするが、改めてみると結構良いな。
なんとなく、金閣寺と聞くと、「足利義満が金にあかして作ったた、金持ちの無駄使い」と思ってしまうが、こうしてみると中々に風情がある。 だいたい、『金ピカ=高いのだろうが、ろくなもんじゃない』と思ってしまう俺だが、後ろの森やら、周りの池やらとあいまって、不思議と落ち着いた風景に見える。 義満もなかなかやるではないか。
それにしても、こんな雨ざらしの状態であそこまで綺麗に維持しているのは凄いのう。

次に、銀閣寺(慈照寺)へ向かう。

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心の中で、「銀じゃないじゃん!」と定番のつっこみを入れながら入場したところ、近くの人が、

 「これ作った頃は銀色だったんでしょ?」

と、喋っているのを聞いたが、やっぱりそう言う勘違いしている人いるんだな。

案の定、金閣寺と銀閣寺を見た辺りで、甥2号のエネルギー切れっぽい。 1号も皆で出かけるのはよいが、やはり寺には興味なく、飽きている様子。
仕方ないので、少し早いが開きにして、自宅へ帰る事に。

それにしても、銀閣寺も悪くはないが、やはり金閣寺の方が良いのう。

 「通な人は金閣寺より銀閣寺を好む」

と聞いた事があるが、俺は断然金閣寺派である。
確かにそう言った方が、通っぽい気がするので、俺も今日までそう答えたと思うが、実はまともに比較したのは今日が始めて。 結果は断然金閣寺の勝ちである。

建物だけで見ると好みがありそうだが、その他のバランス的と、それを見ることの出来るビューポイントで、勝っていると思うんだけどもな。