2013年08月15日(木) フリクション殺人事件

 

【文房具】

パイロット フリクションライト 3色セット

フリクションは初めて見た時衝撃的だった。
ただ、ボールペンの方は、インクを見るとどこか頼りなさげで、「消えるとわかってみると、そんな気もする。」と思える。だが、蛍光ペンに関してはインク幅が太い分、消える分のインパクトが強くてそんな疑の余地もなく、純粋にすげーと思う。
以前、ジェルインクボールペンにも感激して、オーストラリアで使っていたら、「ちょっと貸して」と言って使ったオージーが感激してたのを思い出す。このフリクションシリーズはどうなんだろう。これもイケルと思うのだが、まだ海外に広まってないのだろうか。

しかし、このインクが消える理屈がよくわからなないので、使いどきがわからず、これまで利用したことはなかった。何のはずみで復色してしまうのか、消えた場所には改めて文字などかけるのか、等などが疑問だ。そこで確認してみる。

【参考】元に戻せるって知ってました?消せるボールペンの仕組み – NAVER まとめ

なるほど、熱に反応して透明になるのか。てっきり後ろのラバーが特殊でインクを削り取るのかと思っていた。
そして、復色できるのね。-20度って温度なら日本で使っている限り日常で発生はしないだろうし。

なんかこの復色については、推理小説とか、詐欺物ストーリーで使えそうだ。
犯人は「証拠がないだろう!」と開き直っている所を、探偵が-20度に冷やして暴く、的な。まぁ、この程度で暴かれる細工程度のアリバイもお粗末だが、「ここに、なにか書いてあったはず。」って辺りまでの推理で魅せるような物語ならOKか。漠然とみると、何か書いてあったとは思えないほど消えるし。
逆に、真の犯人が復色される前提の証拠になる書込みをして消しておき、他人を陥れると言うのも面白そうだ。

ということで、文房具好きだが、今回はじめてフリクション買った。蛍光ペン2セットと、ボールペン。
蛍光ペンって(ボールペンもか)、ものすごい数の色の種類が出ているけど、3色あれば充分だよな。それ以上使い分けなんか出来ない。

ついでに思い出したが、赤と白のペンのセットで、白でなぞると消えるってのもあったな。
あれ今でもあるんだろうか。あれの理屈はどういうものだったのか、ちょっと気になる。


【本】

地方上級 教養試験 過去問500 2014年度
2013年 資格試験研究会(著)

“地方”とか”上級”とか、馴染みのない分類用語だが、どうやら東京都のキャリアについては、地方上級に属するようなので、問題集にチャレンジ。
う~む、難しい。教養問題として出るんだから、どのジャンルももっとレベルが低いかと思ってた。
数学とか物理とか自分の専門の問題すら、いくら時間をかけて解けないものが多々あってショック。三角関数とか、因数分解の定義とか覚えてないとても解けないものもある。
くそう、少なくとも理系問題は時間をかければ解けない問題は無いだろう、と思っていたのに。…逆に、文章理解とか英文理解とかの方が正解が多いな。
あと、問題の出題傾向を見ると、政治とか時事の問題は1,2問しか出ないのか。昨日の本のように幅広異問題を抑えたところで労力にみあわんな。


T,Nと飲み。

地方上級公務員試験の問題をやらせてみる。奴らも俺以上に解けないので、公務員失格である。公務員じゃないけど。

「コノヤロウ。実技で電気なら負けないぞう!」

とTが言うので、チョット普段の生活でバッテリーの交換とかでずっと謎に思っている事を聞いてみる。確認したいポイントは、電流は+から出るが、電子は-から出るって辺りにからんで、「こういうことしても感電しないよな?」と言う、ごく基本的な確認事項だ。
しかし、Tの答は「たぶん」とか、「よくわかんが、」などとスゲェ曖昧である。「お前、そんなんで仕事になるのかよ。」と聞くと、

「だからたまに「ビリビリ」してんだよ。」

と物騒な事を言っている。あんがい現場では感電してるらしい。
強電の仕事って、しくじったら命取りで、作業にあたって緻密な計算や確認してるのかと思ってたが、そんなもんなのか。その事実にビックリ。

帰り道で『貞子3D2』の看板を見かけた。それをみて、3人で首を傾げる。
我らみな、「リング」やその続編を小説で出た頃読んでいて楽しんでいたのだが、小説と、その後放送されたTVシリーズ、映画シリーズで全部枝分かれしてパラレルワールド化しており、一体なにがどうなっていて、この映画を見るとしたらどの知識レベルがいるのかが謎であるからだ。

しかし、基本的に小説版しか読んでないのだが、さすがに15年も前のこと。それすら皆の記憶では曖昧であり、「あれって、どうなったんだっけ?」的な確認大会になってしまった。
この中ではやはり俺が一番記憶力があり、Nが「じゃあ、貞子の苗字を答えろ」と挑戦してきたので、「山村」と即答したら悔しがっていた。
我ながら貞子の苗字覚えているとはビックリではある。


1日100リットルの飲料水を空気中の水分から生産するハイテク看板 – GIGAZINE

これすげー。
これ飲水を得るのも凄いけど、湿気の高いところの対策に利用できないんだろうか。
電気も要りそうだが、そのあたりはどのくらい必要なんだろう。