がんもどき | か行 | 俺様万物網羅百科事典

 

おでんの「がんもどき」とは「がん・もどき」なのか、「がんも・どき」なのか、それとも「がんもどき」と全てで名前なのか?漢字はあるのか?
色々と、得体が知れない、不思議な言葉、「がんもどき」。


■神奈川県 21才OLの答え
がんもどきは、「がん・もどき」です。漢字で書くと「雁もどき」。
その心はその昔(おそらく江戸時代ごろ)、肉は高級品で、一般庶民には手の届かないものでした。 食べたいけど、食べられない。 そんな気持ちが「雁もどき」を生んだのです。
(鳥の)雁の肉の食感ををより安い食材で再現したもの、それが「雁もどき」。 精進料理などの肉を使わない料理にはくわいや、里芋などの「もどき」料理が良くみられます。
日本人は創造性がなくまねっこがうまいと非難されがちですが、本当はこのように創造性に非常に富んだ粋な民族なのです。