2013年07月14日(日) 電子書籍が安くない

 

「週刊少年ジャンプ」電子版、紙版と同時発売 電子版限定特典も – ITmedia ニュース

やっと電子配信始まったか。

週刊少年漫画雑誌は、読み捨ての形が多い(と思う)ので、さっさと電子配信すれば良いと、ずっと思っていた。
…しかし、これに限らず電子化書籍は価格に反映されないものだな。印刷や運送の費用の削減があるはずなのだが。逆に電子化ゆえのコスト増大って何かあるんだろうか?
と前から疑問だったが、「電子化で安く売ると、店舗の本屋に紙媒体の本をおいてもらえなくて困るから、あえて価格がそうなってる。」と言う事を耳にした。まるで本の関税(しかしこの場合の利益は出版社の物?)。電子出版のみの出版社なら良いのだろうか。
このジャンプも電子版ならではの特典がついているが、消費者に価格の点で利益を享受できないのでは、普及して行かない気がする。

電子書籍は値段が一緒なら、本によっては所有欲を満たしたい気分もあって、紙のほうを選んでしまいそうではある。あと、紙のほうが理解しやすいし、探してる情報を見つけやすいんだよな。それがまさに思う壺なのか。
少なくともジャンプに関して言えば、「地方では発売日が水曜日」(これって既に無い?)とか、「土曜日にフライング販売」とか、そう言った事が電子化ではなくなりますな。

【参考】
電子書籍が紙に負ける5つのポイント « WIRED.jp
デジタル弱し… ディスプレイより紙に書いてある文章の方が理解しやすいという調査結果(TABROID) – IT – livedoor ニュース

【本】

体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 脆弱性が生まれる原理と対策の実践 [大型本]
(2011/3/3) 徳丸 浩(著) ★★★

良い本。Webシステム開発に携わる人は、この手の本は一度は読んでおかなくてはイカンですな。
今後も新しい脆弱性は出てくるだろうから、版を重ねて対応してほしい。
この本は、実践で身につけさせる形式だ。それが良い点でもあるのだけど、調査の時向けに情報だけ纏めたバージョンがあればそれも欲しい。
で、電子化の話に繋がるが、Kindle版もあって440円安い。もとの価格が高いので金額的には結構割引だ。
しかし、参考書は紙媒体の方がいいな。あと、電子書籍の画像データとしてだけでなく、文字データも持っていて検索出来るかも重要だな。Kindleでは出来たっけ?


【本】

大学生がダマされる50の危険
★☆☆

この本では「ダマし」と言えないような、「無知ゆえに間違える」的な内容もあり、大学生よりもっと対象年齢が低い気がした。それが、この本のスタンスかもしれないけど、幅広く浅いのが残念。
個人的にはどんな詐欺があるのかもだが、詐欺師側でそんな手間をかけて利益がああるのか理解できないものが多い。時間をかけて『嫌がらせしてるだけなんじゃないだろうか』と思えるものとかたくさんある。こう言った点の説明も欲しかった。

投資用マンションの電話勧誘とか、会社にかけてくる資格商法(そういや近年耳にしないが既に絶滅?)とかなんて、あんな怪しいもの契約する人いるんだろうかと、今でも不思議。

【参考】むしろこいつら、騙す気あるのかって感じだ。
2004年6月18日(金)2004年6月19日(土)
・2003年4月25日(金)