2007年11月7日(水) ラオス(パークセー):Phonsavanh

 

朝起きたものの、まだカオ・プラ・ヴィハーンに行くか凄い悩む。
とりあえず、ホテルをチェックアウトし、北バスターミナルに行き、引き続き悩む。

今からなら、あまり蚊の発生しない時間にいけるし、行かないのなら、この町に一泊した意味もなしい。
ただ、昨日TATの人に聞いたら、

 「マラリア蚊?うん、発生してるよ。」

と、当たり前の様に言われた事もあり、今回は大事をとって辞めておき、ラオスに向かうことにする。この北バスターミナルからは、カンタララックにも行けるが、ラオスへの国際バスも出ているので、そのチケットを購入。200B也。

バスの中で、日本人カップルと会う。二人とも英語堪能であり、ガイドブックは当然ロンリープラネットの英語版である。そもそも、彼氏側は旅慣れており、この辺りは何度か旅行済の様である。

バスでしばらく行くと、国境に到着。
なんか雑で大雑把な国境であり、イミグレーションも変なところに、変な感じで建っていて、その窓口も変な向きに有って、非常にわかりずらいぞ。はっきり行って、一生懸命探さないと、普通に気づかずに通り過ぎてラオスに入国してしまう感じである。何とか必死に探し出し、入国手続きを行う。

ラオスは少し前まで、ビザの取得が難しかったのだが、今は2週間位ならビザは不要である。そのため近年ラオスへの旅行者が増えたようだ。
しかし、なんかしらんが、イミグレーションで20B請求された。はてな?時間外でもないので、手数料をとられるいわれわないのだが…。たぶん、袖の下であろうが、払って無事ラオス入国完了。日本人カップルともラオス側に止まったバスで合流し、入国時の話を聞いたら、彼らは1人$1ずつ払わされた様であり、俺の20Bを聞いて悔しがっていた。
それにしても、袖の下も人を選んで価格と通貨を代えるようだな。

引き続きバスに乗車し、12時頃にラオスのパークセーに到着。
俺のラオスの予定は、とりあえず南に向かう予定だ。世界遺産のワット・プーを経由して、さらに南のコーン島か、デット島に行きのんびりしようかと思う。
ただ、ワット・プーの近くの町、チャムパーサックへ行くには、船もバスも午前中発のものしかない様であり、仕方ないのでこのまま、パークセーに一泊することにする。
町のほぼ真ん中にあるホテルの部屋を取る。1泊35,000Kip也。カップルも隣のツインの部屋を取ったが、同じ料金らしい。どちらにしろ汚くて、あまり良いホテルではないな。

ラオスの通貨、Kipのレートは、$1=9,500Kipである。このレートでドルは普通に使えるが、計算がヤヤコシイぞ。なお、タイのバーツも使えるようだが、もう頭の中で計算がややこしいので使わない事にする。

今日は特に見所のないこの町で過ごすだけである。
街をうろうろしていたら、ツーリストインフォメーションを見つけ入る。情報を見ると午後にもチャムパーサックにバスが出ていたようだが、俺のついたバスの時刻的にそれに乗るのは、時間的に無理があるようだ。
ここでは明日の8:00発のチャム・パー・サック行きのボートを扱っていたので、そのチケットを購入。ちなみにこのチケットだが、価格に、「6$(60,000Kip)」と書いてある。$1=9,500Kipなので$で払ったほうがお得であると考え、10$で払ったところ、おつりは4,000Kip返ってきてガッカリ。勝手に手数料にされてしまったようだ。素直にKipで払えば良かった。
ちなみに、チャムパーサックまで、バスなら15,000Kipで行ける。ただ、バスといっても、ソンテウらしく、数時間乗るには辛そうである。でも、俺の乗るボートも写真を見たらやばそうだ。沈むんじゃないだろうかって感じのバランスの、10人乗りの船である。バスにしたほうが良かっただろうか。

まぁ、明日の予定はたったので、安心してのんびりと街をうろうろしていたのだが、パークセーは何にもない小さい町なので、あっという間に歩きつくしてしまった。途中でインターネットカフェを見つけたので行ってみる。料金の相場はどこの店も5,000Kip/h位である。速度も遅くないし、設備も十分であった。

その後、川沿いの夕陽をみにいったが、水平線の上の方で濁って消えてしまい残念な感じであった。なかなか夕日のきれいなスポットって見つからないのよね。
そのまま夕方から並ぶ川沿いのレストランで晩飯を食う。店のねーちゃんが、ガイドブックのラオス語のページに興味津々であり、いろいろ質問してきたので、日本語とラオス語を教え会う。話には聞いていたが、ラオス語はタイ語に似ているなぁ。本当か嘘か、ラオス語はタイ語の方言レベルの差しかないとか聞いたが。どちらにしろ、国境付近のラオス人はタイ語もしゃべれるようだが。
旅の指さし会話帳のラオス編を持ってればよかったなぁ。