2007年12月21日(金)

俺と同じ日に入学し、同じクラスになった友人に、TTがいる。タイから来た、20代後半の男性である。
英語の実力はこのD4でも彼には役不足なぐらいだと思う。ただ、発音が弱点であり、タイの英語訛りが酷いのを気にしているようだ。

そう言えば、以前タイで、「ジョジョの奇妙な冒険」の第1巻を購入し、

「ジョジョ擬音は、タイでどのように訳されているのか?」

と気になっていたのを思い出し、TTに見てもらう。

日本語なら、「ズッキューン」だが、どうもタイ語では、

 「コァ~ン」

って書かれているらしい。

コァ~ン

コァ~ン

…なんだその擬音は。まぁ、日本語の「ズッキューン」だって、キスに伴う擬音としては、どうなんだと言う話だが、それが荒木飛呂彦の漫画の特徴でもある。翻訳されるとしたら、その国の本来のキスの擬音か、原作の音をそのまま翻訳するかと思っていたのだが、「コァーン」になってしまうとは意外だ。

あ、ドラゴンボールの「布団が吹っ飛んだ」の冗談も、どう言う意味に訳されているのか聞くの忘れた。なにか、その手の冗談に置き換わっているのか、それとも直訳なのか。

布団がふっとんだ!

布団がふっとんだ!


今日は今年最後の授業である。俺にとっては、Generalクラス最後の日でもある。

今日は、フリートークの様な授業。最後だからと、Johnがサボってるっぽい。生徒も授業よりそういうのでマッタリするのは歓迎らしいのだが、俺にとっては、何かしら話さなくてはならず、より厳しい感じだ。

フリートーク中も、みんなの年齢の話がでる。
俺に関しては、どう見ても20代といわれる。アジア人は若く見えるとは言え、韓国人からもそう言われる所を見ると、俺は本当に若くてピチピチなのだろう。タイ人からみてもそうらしいが。つか、20代と30代って、見た目なんてそんなに変わらないと思うのだが、彼らはどこら辺を見て切り分けているのだろうか?

日本人のクラスメートにも、俺が年寄りと言うのが分かって、

 「こっちをさん付けで呼ばないで良いです。でもこっちからはさん付けしますけど」

と言われてしまう。だったら、「こっちもファーストネームを呼び捨てで構わん」と言っているのだがそれは受け入れてもらえず。無理に主張すると、「若ぶってる」と言われそうなので、受け入れよう。
まぁ、日本人同士で、日本語モードの時に呼びづらいのはわかる。英語モードの時はファーストネームで普通に呼べるし、それが普通なのだが、今までの日本人の生活が染みついてダメなのだろう。大体、俺が会話する時は残念ながら日本語なので、日本人同士で日本語モードになってしまうだろう。

次のクラスでは、年齢は秘密にしておこうかな。
黙っていれば、20代で通じるらしいので、大幅にサバを読んで、「老けた19歳」ぐらいで偽ろうかと言う勢いである。

20071221-3

授業が終わると卒業証書を貰った。たった2週間のGeneralなのにもらえるんだな。

年末休暇を終わると、年始の2日から、本来のコースの、「Academic Year Abroad(AYA)」が始まる。これこそ、「全く基礎からミッチリ英語を仕込む」為のカリキュラムが組まれているコースである。これに期待したい。

それにしても、もう2週間終わってしまったか。
何が身についたんだろうか。取りあえず学校に慣れた事ぐらいで、その分勉強に集中できる事は間違いないが、こんなペースで大丈夫だろうか。
AYAは11週を1期として、俺は2期分まで申し込んである。合計22週だが、今日まで受けたGeneralが2週間であり、あれの11倍の授業であるわけだが、そんな期間でモノになるのか心配だ。