2007年12月15日(土)

 

土曜日で学校が休みなので、今日は昼前ごろから、ダーリング・ハーバーをうろついてみる。

ダーリング・ハーバーは、Circular Quayの様に船着場としての役割がメインと言うより、周りにオサレな買い物スポットを従えた港だ。

クルーザー等も停まっている

クルーザー等も停まっている

ダーリング・ハーバー内はこんなのも走ってる

ダーリング・ハーバー内はこんなのも走ってる

俺はおしゃれスポットにあまり興味も無いので、もっと西のほうにある港の、フィッシュマーケットまで歩いてみる。
こちらはその名の通り、新鮮な獲れたて(か?)の海鮮類を売っていて、業者だけでなく、一般人も購入する事が出来る。また、その場で食べる事のできるレストランも並んでいる。
牡蠣が美味そうを食べたかったが、何故か半身のロブスターになってしまった。Becauseof my English. 味は、まぁまぁおいしかったのだが、牡蠣を食べたかった。

フィッシュマーケットは凄い混雑

フィッシュマーケットは凄い混雑

ロブスター。値段はさして安くない。

ロブスター。値段はさして安くない。

その後またダーリング・ハーバーに戻る。

ここには、アウトバック・センターと言う、アボリジニーの工芸品を扱ったりしている大きな店が、ステージを持っていて、一日に何回か無料でリジュリデゥの演奏をするので行って見る。

待つことしばし、奏者が1人入場してきた。
かれは先祖代々のリジュリドゥ奏者らしいが、比較的年齢が若く俺と同じぐらいと思われる。よくみかけるアボリジニーのスタイルのように上半身裸で身体にペイントしたりは全くせず、普通の洋服でありジーパンである。

リジュリドゥの演奏ワニの動作

リジュリドゥの演奏。ワニの動作

暗い照明の中奏でられるリジュリドゥは、どこかハイテクな電子機器の様な響きも感じさせる。なんか、エグザイルあたりが登場してきそうな雰囲気だ。
またその反面、神秘的でもありなんとも表現しづらいが、この音色にハマル人がいるのとてもよく分かる。
ここで意外だったのだが、演奏中、ワニやら、ワライカワセミ等の動作を、手で表現しながら、その鳴き声までもリジュリドゥから奏でていた事だ。リジュリドゥでそんなに技があるとは知らなかった。江戸屋猫八・子猫もびっくりである。

演奏は続き存分に楽しんで聞いていたら、いつのまにやら時間がたっていた様で終わってしまった。
演奏の後は、リジュリドゥの吹き方とかの説明もしてくれる。上級者は鼻から吸いながら口から吐くという技ができ、無呼吸で音を出し続けられるらしい。サックス演奏にもそんな技術があったな。あと、波紋使いにも必須の技術かも知れない。

このアウトバックスセンターは存分に堪能できたが、これで無料なのか。金払ってもいいぐらいの充実度だった。また来よう。