2004年10月12(月)

 

家を買うにはまさに、家が建つほどの資金が必要なので、当然住宅ローンを検討しなくてはならぬ。

・・・よく考えるとローンを借りているということは、これから何年も借金生活すると言うことではないか! 借金まみれってことか。 こういうとイメージ悪いな。 くぅ、今まで真面目に生きてきたのに、なんでこんな目に。

業者が提供している銀行もあるのだが、ちょっと見てみたらローンの諸々の単語の意味が解らないことだらけである。 生命保険すら細かく調べた結果、未だに入ってない俺だ。 訳のわからぬ事に金を出すのはお断りである。
丁度良い機会だし、ちゃんと調べてみよう。 調べた結果で、提供の銀行が得ならそれも良し。 心おきなくそこで借りてやれば良いのである。 と言うことで、購入を決める前からちょっと調査を開始していたのである。

しかし、正直住宅どころかローンについての知識が全くなかったので、資料を集めから始めた。
とりあえず、現在口座持っている銀行及び近くで目につく銀行と言うことで、りそな銀行、三井住友銀行、新生銀行、ソニー銀行の資料をあつめる。
他には、銀行勤めのMに問い合わせたり、すでに家を購入済みの奴らがどうしたかの結果が集まった。
後者に関しては、なんか生命保険と一緒で、「業者と提携していたから」的な、勧められたのをそのまま契約という、特に拘りも何もない感じであまり参考にならぬのう。
しかし、Mの話は為になった。 銀行の事は銀行員という事だな。 まぁ、お友達金利みたいなお得な扱いにならないようで残念ではあったが。
住宅ローンは一般的に

①店頭金利(優遇なし)
②期間限定のキャンペーン金利
③事業法人と契約している提携ローン(自分の勤め先と銀行が提携している場合)
④業者提携ローン(販売業社と銀行が提携している場合)

と言うものがあるとの事。 当たり前の事かもしれぬが、こんな種類があるなんて俺は知らなかった。
幸い俺は4つのどれも該当しているので、「全部組み合わせて、超低金利にしてやる!」と思ったのだが、どれか一つ選択らしい。 ちぇ。 まぁ、全部組み合わせたら、金利がマイナスに成ってしまい、何故か借りた俺がお金を貰う状態になるもんな。

ここをふまえて、俺はどの優遇を選択すると最も得なのかを検討すれば良いのであるな。
こんなもん、最終的に一番払いが少ないのを選べば良いのだが、、こいつぁなかなか難しいぜ。
銀行毎にキャンペーンが異なるし、その条件やらなにやらも異なる。 同じ銀行でも、先の①~④のどれにするかでも変わってくる。 そして、何より金利というものが変動するため、銀行を決めても、固定金利にするか、変動金利にするかの見極めも困難である。
こんなギャンブル的要素が加わってくると、これでローンが終了した地点でどれが得かを導くのは、ハッキリ言ってポイント還元の式を導くより難しい。 つか、正確には無理。

もういい加減めんどくさくて、サイコロ振って決めようかとでも思った事もあったが、なんか最近この作業がだんだん楽しくなってきたりする
Excelを使って、俺の景気予想(相当適当)をふまえた予定利息額の表を変動、固定金利で銀行毎に作って比較などをし、

 「おお、こっちの銀行これにすれば、ローン返済時には、500万円もお得だ!」

とかほくそ笑んだりしてしている。
金利の計算なんてたいした計算じゃないので、算数レベルで十分である。 うーむ、俺はこの時の為に算数を勉強してきたのやもしれぬ

将来子供が、

 「算数なんて将来の実生活で役に立たない!」

なんてだだをこねたら、

 「馬鹿め。 住宅ローンで500万円も得するんだぞ!」

とたしなめてやろう。

まぁ、現在の所、どの銀行も金利は似通っているため、そこで判断するのは意味がない気がする。
するとそれ以外で判断することに成るのだが、りそなと三井住友は販売業者と提携しており、窓口より更に金利の優遇がある。 んが、新生銀行とソニー銀行は保証金などがいらないし、繰り上げ返済なども無料だ。

つか、保証金が不要ってかなりでかくないか? これだけで、他の利点が吹っ飛ぶ位だと思うんだが。