2005年1月3(月) 紫雲膏

 

毎年冬になると乾燥のせいか、スネが痒くなる。 湿疹みたいなのまで出てきてしまうのだが。

こうなると毎年、どれだけ掻かずに我慢できるかをチャレンジをするのだが、なかなか長続きせず、

「う~ん、今回だけ。その後は掻かない!」

等と、ダイエットしている人の間食みたいな事を言って、結局ひっ掻いてしまうんだよな。 俺ももう少し精神を鍛えなければ成らぬようだな。 でも、痒みってやつは、いくら起きている時我慢しても、寝ている時には無意識に引っ掻いてしまうからのう。 如何ともしがたい。

中学の頃、この湿疹が派手に発生して手に負えなくなったので病院に行ったのだが、「貨幣状湿疹」と診断された。 湿疹が貨幣状になるからこのように命名されているようなのだが、俺の症状は酷く成りすぎて、貨幣どころか大判、小判レベルの大きさになってたんだよな。
幸い処方されたクスリを塗ったら、あっという間に綺麗に消えたのだが、それ以降冬になると出てくるようになってしまった。 完治しないもんなんだろうか? 死ぬまでこれか?

まぁ、あの時ほど酷い症状にはならないので、病院には行かず、かゆみ止めを塗ったり、メンタム塗ったりして騙し騙し生活する日々が続いているわけである。 何となく潤いを与えるものを塗る事でかゆみを止める事が出来るような事が判明している。
しかし、探求の虫がさわぎ、たまに目に付いた物を塗ってみて酷い目に遭う事もあるので危険である。 タイガーバームを塗った時は酷かったぜ。

最近知り合いに、紫雲膏が良いと聞いたので、試しに使ってみる事にした。
まぁ痒みは治まるのだが、これなんか豚骨スープというか、おいしそうなニオイがするんだが。
成分を確認すると、

成分・分量

ゴマ油 1000g
トウキ 100g
シコン 100g
ミツロウ 380g
豚脂 25g

全量1605gより得られる軟膏約1400g
収量約83.8%

と、なんか食べ物混ぜて作ってるな。 お腹が減った時、食べても良いだろうか。

つか、調味料として使えそうな気がするぞ。