2006年3月27日(月)

 

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本日は完全に観光である。

岩国の錦帯橋をみて、岩国城へと観光。
う~む、ここは確かに、いかにも観光名所!って感じの良い風景であるな。 外人好みしそうな観光地であり、実際外国人も多かった。

城を観た後は、橋の近くの店で飯を喰う。
そこは、古風な味のある感じの店であり、テーブルの中央に小さいいろりの様な物があった。
そこには、よく昔話に描かれるような、途中に木彫りの魚が付いている、棒が上からぶら下がっており、その先に薬罐が引っ掛かっていた。

 「なんで、こういった木彫りの魚が付いてんだろう? 飾りだろうか?」

と、常々疑問に思っていた事を言ったところ、親父が

 「こうやって棒の長さを調整するんだよ」

と使って見せてくれた。 うぉ、そう言う使い方するんだったのか。 ちゃんと必要のある物だとは、全然知らんかったぞ。
近くの外人もそれを見て、「Wow!」とか言って、自分の机の魚をイジリ出していた。

それにしても、さすが年寄り。 パソコンはいくら教えても覚えない(覚える気がない)が、昔の道具には詳しいではないか。

ただし、その形状と力の掛かり方の分析では、親父と俺の意見が分かれたまま決着は付かず。

飯の後はそのまま解散。
兄家族は車で帰り、母親は親戚と待ち合わせてもう数日こっちに残るらしい。 と言う事で、俺の親父は一緒に新幹線で帰る事に。

もよりの岩国駅へ行くが、ここからでは乗り換えなしでは新横浜までは戻れない。
特に時間に急いでいるわけでもなく、何処で乗り換えてどう行けば良いかは、窓口の駅員に任す事に。 取り敢えず、両親はJRのジパングと言う会員なっており、3割引になる会員に成っているらしいので、父親の分はそれが使える物でと告げる。

すると、返事もせずにピッピと操作をしだしてキップを出してきた。
なんか金額が普通なので、親父が一応、「これ、ジパング割引になってるんですよね?」と確認したところ、駅員は顔を歪めて片側の口をつり上げ、

 「あぁん?」

とか言いながら、怪訝な目でこっちを見てきた。 まるでドラマのチンピラ。 こんな言い方する人間初めて見た。 しかも、これが客に対する態度か?

もう一度言うと、

 「ノゾミには適用されないよ!」

と面倒くさそうに言い放ち、こちらが「え?」という感じで戸惑っている間に、「はい、次の人!」言って、さっさと追い払う態度をとりやがった。 しかも、後ろに並んでいる人なんていないのである。

俺はジパング割引なんてよく知らないので、のぞみに適用されるなど知らない、特に「のぞみを使わないで」とは言わなかったが、少なくとも「ジパングの割引でお任せ」と告げているのに、勝手にのぞみにしてこの態度である。 この距離で3割引だと数千円も違う。

なんか、最初は訳がわからず、こっちがなんか間違っていたのかと考えていたのだが、徐々に頭の中で状況が纏まって来てムカムカしてきて、文句を言ってやろうと思ったら、親父に

 「態度が悪いのはJRだからしょうがねぇよ。」

と止められた。 そう言う態度でもしょうがないと、諦められているJRってどうよ? どうなのよ?

色々文句は有るが、手配の内容などはともかく、あの受け答えの態度は何なんだ。 あんなの、余程険悪な仲じゃなきゃとらねぇんじゃねーか?
こいつ、結構歳くっていて50歳以上に見えるが、この歳までこんな態度で客商売してきたのだろうか? つか、普通に人としてどうなんだこいつ。

親父はJRと一括りにしていたが、ちまたの噂では同じJRでも東日本は良いが、西日本の態度は酷いと噂を聞いてはいたんだが、聞きしにまさる態度の悪さだな。
こいつ一人がJR西日本の代表ではないが、少なくとも窓口で客対応係として表に出ている人がこれだから、推して知るべし。

親父は、面倒くさがりであり我慢強いのだが、それではムカッと来ているようであるが、

 「脱線事故とかで気が立ってんだろう。」

とか言っていたが、全然関係ないし、むしろもっと態度を改めるべきだと思うが。

んもう、その後ずっとムカムカが収まらず。 こんな事なら、取り敢えず、何かしら文句の1つでも言っておくべきだった。 少しは気が晴れたろうに。

おのれ、取り敢えず岩国のあの駅員許すまじ。 犬の糞でも踏むように、呪っておこうぞ。
…その程度じゃ収まらんな。 犬の糞を2,3個、素足で踏むように呪っておこう。