オペラ座の怪人 | あ行 | 俺様万物網羅百科事典

 

『オペラ座の怪人』って、色々な話として脚色されているが、元々実在した話なのだろうか。誰かの創作ではなく、元は、何か言い伝えの様なあつかいなのか気になる。


■Eyeaの答え
オペラ座の怪人はフィクションです。
実際にあるオペラ座の構造や1986年に起こった上映中にシャンデリアが燃えて破片が観客に落ちて死者・負傷者の出る事件があったし、地下水脈が有る為に地下に湖がある特殊な建物の構造からガストン ルルーが1911年に発表した小説です。
その後、スーザン ケイが「ファントム」という歴史的文化、事件を織り込んだ小説を出していて、あたかも実際にあったことのように複数の創作家達が世界観を固めていますが、色々な伝説の複合体です。

■サオリーナの答え
どうやらフィクション作品のようです。 が、どうやら実際に起こった事故に影響された部分もあるようで。
1896年、パリ・オペラ座のシャンデリアが上演中に火災で燃え平行錘や破片がが観客の上に落ちて来てしまい死者・負傷者の出る大惨事となったそうです。 原作者のルルーはこの不幸な事故からもヒントを得たようです。

怪奇な事件を元に、話を膨らませて出来た話って事の様だ。神話や妖怪の成り立ちに近い物がある。
…もしや、本当にそう言う怪物がいたのかもしれないな、とか思っていた方が面白い。

それにしても、最初の創作者が、ガストン・ルルーだったとは。
ガストン・ルルーの小説と言えば、『黄色い部屋の謎』が面白い。