2007年3月5日(月)

 

いよいよ韓国出張へゴー。
ついに韓国行きか。日本人だからと虐められないか心配である。

飛行機の席に座って出発を待っていたところ、スチュワーデスが何故か俺だけを名指しで探しに来た。「私ですけど、何か問題でも?」と聞いたら、「いえ、別に…」と言って手元の紙に何か書き込みながら去っていった。何なんだろう。なんか目を付けられているのだろうか。伊藤博文の遠い血縁関係だからチェックされたのやもしれぬ。

飛行機の中では暇なので、今後の事を考える。
取り敢えず仕事相手にはしょうがないが、空き時間に韓国をうろつくときの、自分の偽プロフィールを検討しておく事にする。

・実は中国人。
・華僑で日本育ちのため、日本語しか喋れない。
・名字は「王」。名前は「覇」。
・世が世なら万の軍勢を縦横無尽に操る天才軍師。
・韓国へは胸に七つの傷をもつ男を探しにやってきた。

うむ、ここまで考えておけば、何か聞かれても即答できて疑われまい。

とか、考えている内に、韓国の金浦空港に到着。あっという間であり、機内で見ていた映画が半分ぐらいしか見れずにガッカリ。
外に出てみると雪が降っており、猛烈に寒い。会社の人に、

 「韓国の気候は日本と同じだ。いつもの普段着で大丈夫。」

とか言われていたのたが大嘘である。
まぁ、前半は正しいのだが、日本と同じと言っても、日本の仙台ぐらいと同じであり、いつもの普段着では全然おっつかない。空港でスウォン(水原)行きのバスを待っている間に挫けそうになる。

スウォンの街の夜景

スウォンの街の夜景

それにしてもあれだな。日本も他国の事を言えないが、行き先にはアルファベットでも併記して欲しいところだな。ハングルでは何が書かれているのか、想像も出来ない。
せめて漢字表記が欲しい所だが、ハングルオンリーである。
今回は同行しているお客さんに連れて行って貰うから良いのだが、その人も、

 「水原(スウォン:수원)の”水(ス:수)”部分のハングルしか分かりません。そのハングルが見えたら乗っちゃいます。」

とか言っており、非常に不安ではあったのだが、幸い最初にその文字を使う2文字の行き先無いのか、たまたまか解らないがバスに揺られて1時間ほどで無事にスウォンに到着。

夜景を見ると、日本とあまりかわらんのう。ただよく見るとみんなハングルで書かれており、著しく異なるのだがな。