2013年04月01日(月) セブ(2) マクタン島 ダイビング講習1日目 | フィリピン旅行(5)

 

今日の朝食は宿のレストランで。この宿は安めでは有るが、やはりホテルで食べると割高ではある。
フィリピンスタイルの朝食をセレクトしたが、米じゃなくてパンにしたのがちょっと違う。デザートにはバナナもついていた。

バナナといえば、今はフィリピンと中国が領海問題で揉めており、中国に輸出する予定だったバナナが日本に送られて、安価で売られているらしい。
日本で見ているフィリピンバナナは、輸出用でフィリピン国内で売られているのと別品種なのだろうか。と言うのは、ここで見るバナナは半分以下の長さで、少し太く、ずんぐりむっくりしている。中身も黄色みがかっており、味もとても甘い。品種が完全に違う様に思える。
日本ではバナナは未熟な状態で輸入し、出荷に合わせてガスを吹きつけて熟成させるとか。そういう不自然なものと自然な状態のもので味が違うのか、はたままた単に品種が違うのかは分からなかったが、とにかくうまかった。

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朝食を食っていたら、昨日のCLが来た。今日も遅番で暇なのだそうだ。昨日も遅番なら眠くないんだろうか。
とりあえず、講習中はバンでの宿との送迎があるので、そちらに乗り込みダイビングセンターへ向かう。
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センターは他のホテルの敷地内にある。そのホテルは小さいプールも有り、実技はそのプールでやるそうだ。

リゾートでゆったり過ごすとと言うと、海辺の砂浜にパラソルの下サングラスをして、と言うのと共に、プールサイドで同じ様にイメージがある。なんで、リゾートに来てまでわざわざプールで?と思っていたのだが、なんとなく意味がわかった。
セブの海岸はサンゴ礁であって砂浜がない。見かける砂浜は、高級リゾートが砂を持ち込んで作った人口の砂浜である。沖に出かけるのならボートにのって向かうが、それ以外くつろぐとしたら高級リゾートホテルの砂浜か、ホテルにあるプールサイドを利用するのだな。でも、やっぱりプールで過ごすならわざわざリゾート地ににこなくてもと思うが、南国の雰囲気を味わうのも楽しみの一つなんだろう。

で、ここで講習を受けることになる。
ダイビングのライセンス発行機関は色々ある様で、そのなかでメジャーなPADIという団体のもの。またライセンスも何処まで許されているかのグレードがあって、オープンウォーター(OW)の資格取得を目指す。

今回の講習は俺一人と、ここの新スタッフでまだPADIのOWを持っていないYの2人で受ける事になった。Yが初バディである。今日は午前は座学、午後は後半プールで実技となる。

午前の座学は主にビデオを見ているだけだが、今までおぼろげながら耳にしていたダイビングの話が明確になっていて興味深い。実は、PADIとか、オープンウォーターとか言う単語も、ここで初めて知った。
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お昼はホテルのレストランで頼んだが高い。今までで一番高いけど、やっぱりクオリティは良い様でエビもものすごくたくさん入っていた。

午後はプールで実技。このプールは一般にも開放されているので、水着で楽しむ現地の人の中、重装備で泳ぎまくる。小さいプールだが一部分5mぐらい深いところがあって、そこでボコボコいいなら潜ったり上がったり。結構シュールな映像である。

最後にはテストも有り、10分浮くのと、200m水泳があって、これがキツかった。
10分浮くのは立泳ぎとかでなくてもよく、腹出して浮かんでいるだけで良いのだけど、なんか脂肪が足りないのか普通に沈んでしまい、抗うのに必死である。
200m水泳もそれ自体はわけがないが、プールが小さい。15往復しなくてならないが途中足をついてはいけないが、浅いのでそれがまた大変。さらに、一般の子供が勝手に俺と競争しだして、狭い中ターンするのがまた大変であった。

夕方前にはなんとか今日の講習は終えたが、結構疲れた。
一休みして、宿に送ってもらうバスに向かった所、またCLがいてバイクに乗れと言って来た。。
完全マークであるが、正直講習会に疲れて宿に帰りたいので、センターのバスが送ってくれるので、と断った。


宿でひと休みして夕食に出かける。

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・果物屋
・夕食

道沿いには果物屋が沢山あり、マンゴー山積みである。一点話しかけやうそうなお店で、1つ購入。一つ単位でもうってくれ、重さで値段がきまる。Php20だった。店の人に選んでもらったが、とても甘く、「これだ!」って感じである。

夕食のメインには、鶏肉の唐揚げと、豚のレバーの上げた物、豚の皮の上げた物。あと、ハンギングライス。ここらへんもフィリピン屋台定番のものである。
屋台の裏のテーブルで食べていたら、フィリピンの青年も座って食べだしたので少し話す。彼は近くの高級うホテルで働いてるらしく、仕事を終えて帰る途中のようだ。

最初、俺を韓国人と間違っていた様で、途中で気づいたら、すごい謝って恐縮していた。
セブに限らず、フィリピンは現在急激に韓国人旅行者が増え、日本人が珍しくなってきている様だ。俺が道を歩いていても、韓国語、中国語、英語の順に話しかけられるのが普通である。多くは韓国人と信じて疑わず、黙っているとずっと韓国語で話しかけてくる。そういう人たちは日本語も喋れるのに、話しかける候補に出てこないぐらい、アジアの旅行者の中では日本人が減っているのか、俺の顔つきが韓国人に見えすぎるのかのどちらかだろう。
また、話によるとあまり韓国人旅行者の評判は良くない事もあり、日本人は間違えられるとすごい嫌がるらしい。俺はそんな気にしないのだが、彼はホテルマンだけあって、その辺が敏感なのかもしれないな。