2009年04月26日(日) タイ(スワンナプーム)→ネパール(カトマンドゥ)→ネパール(ポカラ) | ネパール旅行(2)

 

昨日は遅くまで話をしていたので、寝過ごすのが怖かったが、何とか目覚めることが出来た。
KNMにお別れを言って、再びスワンナプーム空港へタクシーで向かう。タクシー料金は、メータータクシーで160Bか。やはりこの位が相場であるのね。

空港では、空港利用税に700B払わなくてはならなくなってしまった。そうか、一度空港を出ると、利用税も払い直しになるのか。知らなかった。

10:35のタイ発の飛行機は遅れずに出発し、ネパールのカトマンドゥ空港には12:30頃到着。到着も殆ど予定通りである。

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おいで~ 夢の~ 国へ~ coming together in Kathmandu~

今回、VISAはこの空港内で取得するつもりだったので、機内でVISAの申請書を記入しておき、急いでイミグレーションへ向かって手続きを行う。こちらも特に問題なく、早めに通過することが出来た。

飛行機降りて、イミグレーションへ向かう人々

飛行機降りて、イミグレーションへ向かう人々

ここまで来るなら、滞在すれば良かった

ここまで来るなら、滞在すれば良かった

機内で滞在中の予定を検討した。今回の滞在地は、やはりカトマンドゥとポカラにして、そこから日帰りなどで、近辺を観光する事にする事に、仮決定。
帰国もここカトマンドゥ発の飛行機なのだが、何かあって帰国の飛行機に乗り損ねるのが怖い。なので、このまま国内線で、ポカラへ行き、バスなりなんなりで移動しながらカトマンドゥへ来て、そのまま帰国と言う流れにする。

と言う事で国際線の空港を出たところ、旅行会社の客引きにつかまって、ポカラまでの国際線は、一般で購入すると91ドルだが、その旅行会社を通せば団体割引の79ドルだと言われる。真偽の程が解らないので、自分で国内線の空港まで行って確認したところ、91ドルと言うのは正しく、そこまで付いてきた旅行会社の店員も、「ほらね?」と言っており、疑った事を侘びでそこで購入する事にした。

しかし、これが少し誤算だったのだが、一度カトマンドゥの中心地にあるオフィスでないと発行できないとの事で、一度車でそちらに向かう事になった。到着すると、まさにカトマンドゥの中心であり、ここまで来てしまったのなら、もう今日はここで滞在したい気分である。また、先に言われていたが、空港までの戻りのタクシー代(200Rs)はこっち持ちである。

確かに、費用的には安く済んだのだが、時間と手間的に、何だかモヤモヤする結果となってしまったな。ポカラへの到着も夕方近く成ってしまうので、空港までの迎えと混みでの宿を10$で手配しておくことにした。


再び、カトマンドゥの国内線乗り場に到着。
案内が良く解らない上に、俺のフライトを含め、軒並み出発時間も遅れている様で、どれが自分のフライトか解らず非常に不安な時間を過ごす。

ようやっと、到着した飛行機を見て、小ささに驚いた。何となく国内線と言ってもジャンボジェットの様な物を想像していたのだが、自家用機のような、と言うかバスのような大きさであり、定員は10人程度だ。

まるでバスのようだ

まるでバスのようだ

飛行機でこのような小型機に乗ったことがないので、これまた非常に不安なのだが、パイロットも死ぬ気で乗っている気配もないので、大丈夫なのだろう。それにしてもパイロットも近い。何かのアトラクションだと思って楽しむとしよう。

折角なので、窓の外を動画で撮影してみる。
…でも、国際線ではこの手の事を禁じられている。それに今回の操縦席なんか激近いのだが、機器に悪影響とか与えないんだろうか…、と思ったのだが、周りのみんなも撮影しているし、止められる事もなかった。

 

 

離陸して直ぐ、左手にストゥーパ(仏塔)らしきものが見えた。場所的にボダナートのものだろうか?まぁ、それはカトマンドゥに戻ってきた時のお楽しみであるな。

それより、このフライト自体が楽しくなってきて、「次のチャンスは着陸時だな」なんて思っていたのだが、知らぬ内に眠ってしまい、気がついたらポカラ空港に着陸していた。


まるで無人駅の様に人気のないポカラの空港に到着し、外に出る。外には、するとカトマンドゥで手配しておいた、ホテルの迎えが来ていたので、その車で宿に向かう。
ポカラでの滞在場所は、レイクサイドという湖の側と、ダムサイドと言う少し南の地域に大別されている。俺の宿は、レイクサイドに位置していた。
一応、この宿は日本語サポートをうたっているのだが、日本語対応は1人だけであり、あまり対応して貰えない。

ポカラの宿                   俺は$10だったが、後で飛び込みで                   来た人は$8だった。

ポカラの宿。俺は$10だったが、後で飛び込みで来た人は$8だった。

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ポカラは山の麓の街である。
滞在する人は、トレッキング目当て出来て、この街で準備やら、休息やらを取る人が多い。その他は、単にのんびりするのに適しているので、何もせずにダラダラ過ごす人等もいる。俺は基本的に後者のつもり出来た。
今後の予定を宿の人と話したところ、トレッキングは数日間の物に参加しないとあまり楽しめなそうであるのだが、それに参加してしまうと、今後の日程が窮屈になる。かといって、何もしないでいるには中途半端に長い。
そこで、数日後にチトワン国立公園に行き、そこ経由でカトマンドゥに向かうことにした。
ネパールには、チトワンを始めいくつかの国立公園があり、その公園内に滞在して、自然を楽しむというのも、ネパールの楽しみ方の1つであるようだ。
そういや、以前ネパール旅行に行った人がヤケに動物の話をしているので、トレッキング中に出会った動物か何かの話だと思っていたのだが、たぶんあの人も、この国立公園での話をしていたんだなぁ、と今頃理解した。

取り敢えず、チトワンへの移動まで、この街でのんびり過ごすことにする。
のんびりしようと思いながらも、貧乏性な為、折角なので早速街へ散策にでかける。

ポカラの街は、噂通りのんびりした街である。街自体には楽しむべき娯楽は少ない。
また、トレッキングに向けた用品を扱う店が多く、やはりトレッキングのための基地としての役割が大きいかも知れない。

街並み

街並み

夕陽

夕陽

ダルバート・タルカリ

ダルバート・タルカリ

今晩の晩飯は、宿のサービスらしく、ネパールの国民食、ダルバート・タルカリを食べた。

ネパールの食事というと、大きく
・ダルバート・タルカリ
・ネワール料理
・チベット料理
の3種類が楽しめる。

そのなかでも、このダルバート・タルカリが代表的である。
これは、ダル(豆スープ)、バート(ご飯)、タルカリ(おかず)、アチャール(漬け物)が基本となっている。
だったら、『ダル・バート・タルカリ・アチャール』って名前にすれば良いのにと思う。中途半端な名前である。
ちなみに、それぞれのパーツの詳細は、各店(や各家庭)で様々である。器はスチール製の物であり、インドのカレーに使われている物に似ている。ここでやっと、ネパールとインドと類似性を見いだせた。

食後は部屋に戻ると、停電(毎日計画停電する様だ)で暗く、ボンヤリしていたところ移動の疲れが出たのか、9時頃眠ってしまった。