2004年4月4日(日) 野伏の馳男(レンジャーのアラゴルン)

 

Fさんちで花見。

と言うか本日は雨降って寒いので、結局この前と同じように、36階のテラスにて皆でどんちゃん騒ぎ。

『ロード・オブ・ザ・リング』の話が出て、小説の『指輪物語』は読みづらかったと感想を言ったら、多数の人から同意が得られた。 指輪物語はやはり多くの人が読んでおり、そして読みづらさに苦労させられて居たようである。

俺はなんと言っても、アラゴルンの職業(?)が「野伏り」と書いてあって馴染めなかったのが印象深く、その事を言ったら、

 「それよりアラゴルンの名前自体が、『馳男』だったぞ。 『野伏りの馳男』なんて訳がわからんよな。」

と言われた。 そう言えばそんなんだったか。 そう言えば昔、シンデレラの話が日本に来た時、「おしん物語」と訳されて、シンデレラがおしんと命名されて翻訳されたらしいが、それに近い物があるよな。

他にも色々原作に対するこの手の話が出てきた。
なんかやっと話がわかってくれる人(しかも沢山)が見つかって嬉しい。 今日のメンバーの中には翻訳の仕事をしている人も、ライターをしている人もいて色々な感想がきけたし。

やはりあの小説の「指輪物語」は、そろそろ翻訳をし直した方が良いんじゃないかと言うのが皆の感想だった。
つか、俺は最近出版されているのは翻訳し直していると思っていたのだが、あの訳のまま出されているのが驚きだったが。
当時は良かったのかもしれないが、今となっては文章が古すぎると思う。

しかし、あの瀬田貞二の訳を気に入っている人も多いらしいから、今更なかなか踏みきれないのかもしれないな。