2004年4月24日(土) 生物:「せいぶつ」と「なまもの」

休日出勤。

出社の途中おやつに饅頭を買っていく。
そして昼ちょっと過ぎに腹が減ったので食べようと出してみると、注意書きを発見。

20040424

生物に付きお早めにお召し
上がり下さい。
消費期限
04. 4 25

この饅頭はセイブツだったのか! 早く食べないと逃げ出すのかも!
とか、あえて勘違いしながら、饅頭が動き出したり、二つの饅頭から子供が生まれたりといった想像にふけってみる。 仕事からの現実逃避。

それにしても、セイブツもナマモノも漢字は”生物”で一緒なのだな。 これって読み方が違うと大違いだよな。
だって、生物と書いて、書き手は生物のつもりなのに、読み手が生物を生物の方じゃなくて生物の方だと思ってしまっては意図が伝わらぬ。 逆に生物の方のつもりなのに読み手が生物だと思ってしまったらこれまた意図が伝わらず、

 「え?これって生物って書いてあるけど生物なの?てっきり生物だと思ったよ!」

なんて事に成ってしまう。
これのどこが困るかというと、例えば家に帰って机の上に謎の物体がおいてあって”生物”と注意書きが有ったら、どっちととらえるかで、冷蔵庫に入れたり、逃げないように籠に入れたり、おやつだと思って食べてしまったりと扱いが大違いである。

ナマモノにセイブツって書いてあるのも妙な感じだが、セイブツにナマモノと書いてあっても嫌な感じだ。 どちらがどちらに間違われても、本来の意味よりマイナスなイメージが発生する。 お互い不幸であるな。

そう言えば先日の日記の時に、「それにしてもあの人のニオイはクサイ」と書こうと思ったら、「臭いは臭い」になってしまい、どうするか悩んだんだった。
「ニオイはクサイ」なら正しいのだが、「クサイはニオイ」なんて読まれると、なんか俺が片言の日本語を話しているみたいだ。

まぁ、こっちに関してはどちらに捉えられても、意味的な相違は無いからいいんだが。
…と思ったが、「あの人のニオイニオイ」とか、「あの人のクサイクサイ」と読まれたらちょっと問題有るな。 そんな妙な発言をしている俺が問題有りと思われてしまう。

ニホンゴ、ムツカシネー。

Yahoo!のMoney Lookと言うツールを知る。
これは、銀行などでWebのサービスをやっている所のデータを取り込んで参照する事が出来るツールだ。
なので複数の銀行に口座を持っている人などは、このツールに全て登録しておけば一元管理する事が出来るのである。

早速使ってみる。 おお、こいつぁ便利じゃあないか
このMoneyLookだけで明細の確認もできるし、各々の銀行へのログインもボタン一発できるので、ログイン名やパスワードを入れる必要がない。 それにや各々の銀行銀行だけでなく、カードの明細もみれる。 ほぇー、便利じゃのう。
使える銀行の一覧を見たが主要な銀行は網羅されているしな。 あれ? 郵便局も一覧に有るところを見ると、郵便局もWEBで明細を参照出来たりするのか? こんど資料を取り寄せてみるか。

とりあえず、口座のある銀行を片っ端から登録し、いろいろためしてみる。
そう言えば、あの銀行はどうなっているのだろうか? 先日の300万円引き落とし疑惑の時に、色々直せない理屈を説明されたが、

「表示するデータの持ち方的に無理なんです。」

と言うような説明があった。 このMoneyLookではそのデータを流用して表示するんだから、同じく変な表示になってしまってもしょうがあるまい。

20040424


 正しく表示されとるがな!
 妙な、通帳未記帳分が表示される事もないし、ちゃんと2/14と、2/20の表示もあるし文句なし。 非の打ち所がないぜ。 つか、これが当たり前だと思うが。

なんで、自社で開発したシステム用のデータを表示するのに変な事になって、他社が表示すると正しく表示されるんだか。 やろう、「データの持ち方的に無理」なんて苦し紛れに嘘コキやがったな!

いや、違うぞ。 銀行はあの表示は仕様通りだと言う回答だったと言うことは、このMoneyLookの表示が間違っていると言う事だ。 非の打ち所が無いが間違っているのだ。
この表には備考に何も出さずに、通帳未記帳分の合計を表示しなくてはならぬはずだ。

MoneyLookに、データの使い方間違ってますよと文句言ったろうか。