2005年8月9日(火)

町を歩いていたところ、また勧誘に声をかけられる。
今回の勧誘女も、他にも沢山人は行き来しているのに、ちょっと遠くから俺をみつけると、わざわざピンポイントで俺に向かってきた。

とりあえず追っ払い、俺の何が奴らを惹き付けるのか考えてみる。
ちょうど全身が映るガラスがあったので、客観的に眺めてみる。　…リュックを背負っているのが原因だろうか？　片方だけでなく、両方腕を通して背負っているせいか？

勧誘は、「金もってるけど使ってない、弱気で断れない人間」を狙うとの事で、勧誘員を女性にして、さらに女性に免疫のないオタク系の人はまさにカモであると聞いたことがあるが。
んでもって、最近の「電車男」のＴＶを見ても解るように、「オタク＝リュック背負う」と言う、ある程度の目安に成っているんじゃないだろうか？
初心者勧誘者は、マニュアル的に「リュックを背負っている」と言う人をとりあえず狙うように指導されているかもな。

まぁ、俺もオタク的要素は多分に持ってはいると思うが、彼らの狙っているタイプとは別系統だと思うのだがな。　そんなものチョットみれば解るような気がするが。

だいたい俺がリュックを背負っているのは、「両手を空けておきたい」と言う理由である。　なぜなら、いつ敵に襲われても反撃するためである。　人として常識である。
あと、転んだときも両手が空いていた方がよいと、小学生のランドセル的理由もあるし、方がけだとずり落ちて鬱陶しいとか、荷物が重いときに楽とか諸々の理由もある。
と言う事で、ショルダーバッグの時もタスキがけにしている事が多い。

そう言えばＳさんも、俺と同じ「敵に襲われた時」に備えると言う理由は同じだが、手提げ鞄とかアタッシュケースを持つ道を選んだようだ。　これにはいろいろな使い方が有るそうで、

①パッと手を離せば、すぐに両手が自由になる。
②向かってくる敵に投げつける。
③振り回して武器にする。
④逃げる敵にぶつける。

と言う、まさに戦闘の為に持っているようである。

あと、一つ秘伝の使い方を教えてくれた。　それは、

　「敵の胸元にポイッとパスする」

と言う使い方である。
こうすると、人間は「え？」と訳もわからないまま、つい受け取ってしまう事が多く、一瞬でも相手の両手を封じる事ができ、気を逸らす事にも成るとか。　「毎度、そう上手く行きますかね？」と聞いたら、

　「うまくいくよ。　今のところ３回ともうまくいってる。」

　この人実行しているよ！　それも３回も！
　鞄のセレクトも、堅いとか、重いとか、角が痛そう等と言う事に重点を置かれているらしい。　「中には鉄板を入れておきたいと思っている」とか言っていたな。

…そこまでするなら、鞄である理由が無いような気がする。
いっそ、槍とか持てばいいんじゃないかと思うが。

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　ガンダム切手シートが販売しているらしく、おもしろそうなので買ってみる。

郵便局の窓口で、ガンダム切手シートが所望だと伝えると、

　「何枚ですか？」

と聞かれる。
枚数を聞かれるとは思ってなかったので、１枚のつもりだったのだが、

『わざわざ聞かれるからには、複数枚買うのが普通なんだろうか？』

と思って、つい「いち…、いや２枚です」と答えてしまった。

ああ、よけいな買い物をしてしまった。　こんなの別にプレミアとかつかないだろうしな。

しかし、記念切手の良いところは、どんなに凝っているものでも買値は額面通りであり、そしていつまでもその額面通りに使えると言うところであるな。　普通切手の買い物とかわらぬので、とりあえず切手を買い置きしていたのとなんら変わりがない。

これも何かの機会に使ってしまおうか。
何か面白い相手やタイミングはないかのう。

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