11月 6 2007
2007年11月6日(火) タイ(ウボン・ラタチャーニー):Tokyo
早朝にウボン・ラタチャーニーに到着。
気付くと日焼けのあと、特に顔の皮がボロボロに剥けていて、色もよりマダラになってしまい、いよいよもって何か変な病気みたいである。タイ人で皮の剥けるような日焼けをしている人はいないからか、結構ジロジロ見られている気がする。
例によって、駅からの街中までのタクシー交渉にミスってしまい、
「そんなに高いのなら歩く」 「歩けるものなら歩いてみなさい」 「おお、歩いたらぁ」
と言って歩き出し、その運転手も少しついて来て
「ほら意地を張らずに乗りなさい」
とか言ってくるのだが、
「ぜんっぜん平気」
と答えて歩き続ける。
知らなかったのだが、駅から町までは4,5Kmあり相当遠い(そのせいで交渉の値段を見誤った)のだが、気づいた時には既にさっきの運転手もいないし、駅から結構歩いてしまったせいで、代わりのタクシーも見当たらず、結局最後まで強制的に歩く羽目に。
町につくと、まずTAT(Tourism Authority of Thailand:タイ国政府官公庁)へ向かう。
TYの話では、このTATからプレア・ビヒア行きの優良ドライバーを2,000Bで手配して貰えると聞いていたからである。
しかし、TATで話を聞いたら今はタクシーを手配したりせず、KANTHARALAKまでバスで行き(所要時間3時間)、そこからTukTukを500B程で借りる(所要2時間)と言う方法が安い事もあってを紹介しているらしい。
う~ん、2,000Bで貸切タクシーは高いが、ややこしい事が無くてそれにしたかったのだがな。
取り敢えずその件は考えておくとして、宿泊のためにTokyoと言うホテルに宿を取る。一番安い部屋で、220B。FAN。トイレ、シャワー付きである。
見たところ、日本と何の関係も無いホテルだが、なんで、Tokyoという名前なんだかは知らない。
ホテルに荷物をおいて、KANTHARALAK行きのバスをチェックしに、ソンテウで北のバスターミナルに行く。現在11時頃で、上手く行けば4時頃に到着である。
実は、プレア・ビヒアにいく事に関して、2つ躊躇らっている要因がある。ひとつは、いまだに地雷の危険がある事。これに関しては人が行かないような通路から外れたところに踏み入れなければ大丈夫なのであまり気にしてない。
もうひとつは、現在あそこでマラリア蚊が発生中との事である。来月のオーストラリア(検疫がかなりウルサイ)行きの事もあり、なんかいやな事が起こらないとも限らないのでやめておいた方が良いかとも思っている。また延期とか絶対嫌だし。
4時に到着だと、日暮れのマラリア蚊の恐怖がギリギリである。さらに、ここからKANTHARALAK行きのバスは、1時間に2本ぐらい出ているが、最終が18:00であり、戻ってくるバスも同じような時間だとすると、今から行ったら戻って来れなくなる。と言うことで、今日のところは行くのやめておく事を決定。
その後、ウボン・ラタチャーニーの町を観光がてらダラダラ過ごしながら、明日の早くから、プレア・ビヒアに行くかどうか悩む。仮に行くとすると、ラオス行きの国際バスには乗れないっぽいので、この町にもう一泊になるなぁ。
この町はノンビリするのはよいが何もない。よりによって博物館も月火は休みらしく、お寺を少々見るだけであり、すぐにする事がなくなってしまった。
晩飯にはガイドブックに乗っていた川沿いにある、ボートレストランに行ってみた。
客は俺のほかおらず、愛想が良くて可愛い姉妹が給仕してくれた。ここら辺(この店?)で有名らしい魚を食す。うまい。
—
11月 7 2007
2007年11月7日(水) ラオス(パークセー):Phonsavanh
朝起きたものの、まだカオ・プラ・ヴィハーンに行くか凄い悩む。
とりあえず、ホテルをチェックアウトし、北バスターミナルに行き、引き続き悩む。
今からなら、あまり蚊の発生しない時間にいけるし、行かないのなら、この町に一泊した意味もなしい。
ただ、昨日TATの人に聞いたら、
「マラリア蚊?うん、発生してるよ。」
と、当たり前の様に言われた事もあり、今回は大事をとって辞めておき、ラオスに向かうことにする。この北バスターミナルからは、カンタララックにも行けるが、ラオスへの国際バスも出ているので、そのチケットを購入。200B也。
バスの中で、日本人カップルと会う。二人とも英語堪能であり、ガイドブックは当然ロンリープラネットの英語版である。そもそも、彼氏側は旅慣れており、この辺りは何度か旅行済の様である。
バスでしばらく行くと、国境に到着。
なんか雑で大雑把な国境であり、イミグレーションも変なところに、変な感じで建っていて、その窓口も変な向きに有って、非常にわかりずらいぞ。はっきり行って、一生懸命探さないと、普通に気づかずに通り過ぎてラオスに入国してしまう感じである。何とか必死に探し出し、入国手続きを行う。
ラオスは少し前まで、ビザの取得が難しかったのだが、今は2週間位ならビザは不要である。そのため近年ラオスへの旅行者が増えたようだ。
しかし、なんかしらんが、イミグレーションで20B請求された。はてな?時間外でもないので、手数料をとられるいわれわないのだが…。たぶん、袖の下であろうが、払って無事ラオス入国完了。日本人カップルともラオス側に止まったバスで合流し、入国時の話を聞いたら、彼らは1人$1ずつ払わされた様であり、俺の20Bを聞いて悔しがっていた。
それにしても、袖の下も人を選んで価格と通貨を代えるようだな。
引き続きバスに乗車し、12時頃にラオスのパークセーに到着。
俺のラオスの予定は、とりあえず南に向かう予定だ。世界遺産のワット・プーを経由して、さらに南のコーン島か、デット島に行きのんびりしようかと思う。
ただ、ワット・プーの近くの町、チャムパーサックへ行くには、船もバスも午前中発のものしかない様であり、仕方ないのでこのまま、パークセーに一泊することにする。
町のほぼ真ん中にあるホテルの部屋を取る。1泊35,000Kip也。カップルも隣のツインの部屋を取ったが、同じ料金らしい。どちらにしろ汚くて、あまり良いホテルではないな。
ラオスの通貨、Kipのレートは、$1=9,500Kipである。このレートでドルは普通に使えるが、計算がヤヤコシイぞ。なお、タイのバーツも使えるようだが、もう頭の中で計算がややこしいので使わない事にする。
今日は特に見所のないこの町で過ごすだけである。
街をうろうろしていたら、ツーリストインフォメーションを見つけ入る。情報を見ると午後にもチャムパーサックにバスが出ていたようだが、俺のついたバスの時刻的にそれに乗るのは、時間的に無理があるようだ。
ここでは明日の8:00発のチャム・パー・サック行きのボートを扱っていたので、そのチケットを購入。ちなみにこのチケットだが、価格に、「6$(60,000Kip)」と書いてある。$1=9,500Kipなので$で払ったほうがお得であると考え、10$で払ったところ、おつりは4,000Kip返ってきてガッカリ。勝手に手数料にされてしまったようだ。素直にKipで払えば良かった。
ちなみに、チャムパーサックまで、バスなら15,000Kipで行ける。ただ、バスといっても、ソンテウらしく、数時間乗るには辛そうである。でも、俺の乗るボートも写真を見たらやばそうだ。沈むんじゃないだろうかって感じのバランスの、10人乗りの船である。バスにしたほうが良かっただろうか。
まぁ、明日の予定はたったので、安心してのんびりと街をうろうろしていたのだが、パークセーは何にもない小さい町なので、あっという間に歩きつくしてしまった。途中でインターネットカフェを見つけたので行ってみる。料金の相場はどこの店も5,000Kip/h位である。速度も遅くないし、設備も十分であった。
その後、川沿いの夕陽をみにいったが、水平線の上の方で濁って消えてしまい残念な感じであった。なかなか夕日のきれいなスポットって見つからないのよね。
そのまま夕方から並ぶ川沿いのレストランで晩飯を食う。店のねーちゃんが、ガイドブックのラオス語のページに興味津々であり、いろいろ質問してきたので、日本語とラオス語を教え会う。話には聞いていたが、ラオス語はタイ語に似ているなぁ。本当か嘘か、ラオス語はタイ語の方言レベルの差しかないとか聞いたが。どちらにしろ、国境付近のラオス人はタイ語もしゃべれるようだが。
旅の指さし会話帳のラオス編を持ってればよかったなぁ。
—
By 俺様 • 2007年 タイ・カンボジア・ラオス旅行 • 0