2008年06月03日(火)

 

先生のMaryに、俺をAYAのアワードに推薦したと言われた。
なんでも今期の終了時に、AYAのコースで総合的に優秀だった生徒をアワードとして讃えるらしい。前期の時はこう言うのは無かったのだが。

それにしても、俺がアワードに値するかどうかだが、俺の実力は確かに悪くはないだろう。このクラスの中で真ん中より上ぐらいか、上の部類に入ると言えるだろう。しかし、実力的には俺より上は何人もいるのに、何で俺が選ばれるのか不思議ではある。
しかし、Maryの話では、俺の入学時の英語の能力が低すぎたので、総合的に実力の伸び幅で見ると誰よりも大きいのが大きな理由のようだ。あと、多くの生徒がAYA2からの参加だが、俺はAYAの1のコースから参加しているので、この学校の推しているAYAのコースとして、

 「こんなに喋れなかった人が、AYAのコースでここまで成長した。」

と讃えるにはうってつけの良いモデルに成ったのだろう。

他にも、学校に新しく導入された電子ボードの使い方が先生方すら解らないので、俺が操作して手伝っていたり(他のクラスからも良く呼ばれた)、その他の荷物運びやら何やらも知らぬうちに俺の役目になっており、まめまめしく働いていたので、知らず知らず学級委員長的なポジションに成っていたので、クラスに貢献したと言う点でも評価されたみたいである。
その他にも他の生徒の勉強を助けたやら、何やら色々説明を受けた。まぁ、評価されているのに断る理由はないな。
まぁ、先生にこのように認められたって事は嬉しい。自分では、今回の留学の実績が少し物足りなく感じていたのだが、客観的にみて良い結果が残せたと言う事だろうし。

Maryに「アワードに選ばれたら、何がどうなるのか?」、と尋ねたところ、

 「最後の卒業式の日に、みんなの前で短くて良いのでスピーチをしてもらいます。
ちなみに卒業式は全豪にあるこの他の姉妹校同時に行われるので、そのスピーチはそちらの方にも映像で流されるのよ。」

と言われる。
…う~む、スピーチか。それも英語で、しかも他校にまで流れるとは、なんかエライ事になってしまったな。
ただ、原稿のチェックもMaryがするらしいし、最悪原稿を読んでも良いと言われているのでそんなに心配は無いだろう。

こういうスピーチの文章の書き方も知っておきたいし、最後の課題だと思って頑張るとするか。