2013年04月13日(土),14日(日) マニラ(4) パサイ市散歩 帰国 | フィリピン旅行(20)

 

バクララン駅に到着。

今日の宿のあるこの辺りはパサイ市。観光名所は無いが、地方への長距離バスのターミナルがあるし、ニノイ・アキノ航空もこの市にあるので、とても賑わっている。

バクララン駅の前から近くのハリソン通り(Harrison St)に行く途中、やハリソン通り自体にも店が出まわって人が歩くのに苦労する位混み合っている。
ジプニーも沢山走っているのだが、行き先が色々あってどれに乗ればよいのか分からない。とは言え方向的に南北に走るものしかなく、俺の宿まではどれに乗っても通過するから問題ないとは思う。しかし、どのジプニーも混んでるし、昼飯も食べたいので宿に向かって歩きながら食堂を物色。結局宿の近くの食堂で遅い昼飯。

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・ベンジョさんのポスターが多い。

宿に戻ると、フロント前に宿泊者が2人ほどPCをいじっていた。どうもこの宿もWiFiつかえるらしい。
これまでの宿もとくにWiFi使えると明言してなくても使えるところばかりだ。既に、あって当たり前のレベルなのだろう。フィリピンがそうなのか、それとも近年はどこでもそうなのか分からないけども、既に有って当たり前のレベルなのだろう。ただし、バナウェはWiFiは使えるが、電気コンセントが使えないのは予想外であり参った。ソッチの方を当たり前にしてほしい。

休憩がてら俺もロビーでネットをして情報収集。先にフランス女性と、謎白人老人の2名がいて、色々情報交換をする。
女性はこれからバナウェに行くとのことで、しばらくするとカバンを抱えて出て行った。その後、謎白人老人の旅のテクニック伝授のおせっかいがしつこくて参ったので、早々に部屋に戻って部屋で一休み。(昼寝)

夕方起きだして、またバクラランの駅方面へ散歩と夕食。

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屋台で肉や果物などかき集めて夕食にする。結構量が多くなってしまったが、それでもPhp100で済んだ。マンゴーも自選だが、まぁまぁ甘くて合格。値段もセブより安めだ。
このバクララン周辺は食べ物屋の屋台が豊富で、意外に今回の旅行の中で一番気軽に見て回ることが出来て良い感じだった。今回のフィリピンの屋台総集編のようだ。

明日は早いので宿に戻って21:00頃に就寝し、気にしすぎて3:00ちょっと前に目覚める。そのままシャワーを浴びてチェックアウトを済ませ、空港へ向かう。

変な時間なので心配していたタクシーは直ぐに捕まった。しかし、「空港?Php200だ」と言うので、「え?メータタクシーでしょ?」と言ったら、直ぐに「じゃ、Php100でどう?」と提案してきた。Php100なら相場程度(空港利用料もかかるようだし)なのでOKにした。
「Php100にしたのなら、素直にメーター使えばいいのに。」と不思議に思うのだが、多分メーターを使うとタクシー代は会社に収めて、自分の取り分がチョットになるんじゃないだろうか。直接交渉なら証拠も残らないし全部自分の懐に入るのではないか。ふむ。

「だとしたら正規のメータの料金以下でも交渉次第でOKになりそうだな」

なんて思った。

飛行機は問題なく7:00頃に関空へ向かって飛び立ち、今回のフィリピン旅行は幕を閉じた。
17日間は、これまでの海外旅行の一国あたりの最長日程だ。

東南アジアの国で訪れたのは、シンガポール、タイ、ベトナム、カンボジア、ラオス、インドネシア、フィリピンで、残す所はマレーシアとミャンマーか。
振り返ってみると、アジアの国々は、すぐ隣だろうと陸続きだろうと、国が違うと、宗教・言語・文化がぜんぜん違うのだな。植民地の時の統治国がそれぞれ違うのに、その影響が大きいからだろう。

フィリピンもインドネシアと似たような国と思っていたが、予想とかなりのギャップがあった。
それにしても英語のレベルが高いのが印象的だった。そのため案外やり取りに不自由しなかった。刑務所行きにも免れたし。

まぁ、これらは相手の英語レベルとともに、自分のスキルの方もアップしてるということもあるのだけど。