2016年09月4日(日) 新婚旅行(2)

 

ハワイに出発。

ハワイに行くのも初めてだが、両親と一緒に海外旅行というのも初めてだ。
義父は足が悪く歩行が困難なので、皆に迷惑がかかると最初は不参加を表明していたのだが、途中でその気になってくれたので良かった。

義父だけでなく、父も足が悪くて関節に金属を入れているので、事前に証明書を入手したり、飛行機の座席も前が少し広めな場所を手配。空港内では車椅子を用意する等々、これまでの海外旅行であまり気にしなかったポイントに気を配ることになった。しあかし、この手の事は彼女が自分以上に手慣れているので楽だった。
ついでに新婚旅行なのでと申し入れてみたが、我々には特別な措置は無いらしく残念である。

 

実際は、金属探知機で引っかかることもなく、車椅子の人がいるから優先にしてくれたりとスムーズに事は運んだ。逆に優先されて現地の係員に車椅子で運ばれた義父が、先行しすぎてはぐれてしまうほどであった。

現地では、空港にはリムジンが迎えに来ており、ホテルまで送ってもらえる。
このあたりもいつもの海外旅行だと、現地のタクシーの客引きをかわしながら、移動手段を探して疲れ果てるのとは大違いである。

今日の所は明後日の式に備えて当日の準備を行う。
両親を別のホテルに送り届け、我らはチェックインの後打ち合わせに向かう。

その後、夕食に再集結。
我々の宿泊するホテルは、モアナサーフライダーというハワイでも老舗のホテル。
ここで夕食を取ることにした。

ホテルが高級なので、食事も高級、お値段も高級。
こういう時でしか海外でリッチな食事はしないだろうなぁ、と思ったが、よく考えると逆に今後は安宿で一人旅をする事がなくなるのかもしれない。

とりあえず注文したステーキが予想以上に分厚いが柔らかくて、とても美味しかったのだが、結局残してしまったのが残念である。

夕食は明日に備えて解散。

我々はモアナのダイヤモンドヘッドが見える部屋である。
ダイヤモンドヘッドが有名なのは分かるが、俺はこれが特に見えるからと言って嬉しく感じることは無かった。
ただ、直ぐ側がビーチで海の色も鮮やかであり、これはとても見ごたえがあり気分が良かった。

少し慌ただしい一日だったが、ハワイが好まれる理由はなんとなく感じることは出来た。