2008年02月02日(土)

 

明日ステイ先を出なくては成らないのに、未だに新居が決まっていない俺。

TT(泰男)も一緒に部屋を探してるが、丁度彼の友人のAM(泰女)が一部屋フラットを借りるので、そこの2人部屋をシェアするのはどうか?と言う事で、部屋を確認に行く。
部屋は悪くない感じなのだが、一人当たりの料金が少し相場より高めである。特にタイ人にとっては相場的に高く、TTにとってはそれがネックである。

とりあえず、他にシドニー内で、セントラルタワー、レジスタワーと言った、シドニー市内での定番の部屋をいくつか見に行き、そちらも悪くないので、TTの判断に任せる。

結局、TTの残り留学期間も2ヶ月と短いので頑張るとの事で、AMの部屋を借りる事に決定。

ふぅ、ようやっと部屋が決まって一安心。
しかし2ヵ月後はTTも留学をおえて部屋を去ってしまうので、その時俺はどうするか未定だが、当面はここで生活だな。望みどおりシドニーの中心だし、学校までも歩いていける。いい所だ。

この部屋は、2LDKの部屋で、オーナーのAM(泰女)と、JAB(泰女)がリビングに住み、2人部屋は俺とTT(泰男)が住む。残りの3人部屋は今募集中だが、多分タイ人女性3人になるよていだとか。タイ人6人の中に、日本人1人か。
部屋を探していた時は、オージーと共同生活で言葉の練習と言う事も考えていたが、タイ人との生活というのも悪くないな。楽しみだ。


念願の坊主頭にチャレンジ。

日本にいた時から一度やってみたかったのだが、会社にいる時は上司に

 「ガラが悪くなるのでダメ」

と禁止されていたので出来なかったのだ。でも、後輩が坊主になるのはOKだったところを見ると、単に「俺のガラが悪い」と言いたかっただけなのかもしれない。

ちなみに、周りの日本人にとって、シドニーで床屋に行くと言うのは、なかなか厄介な問題の様である。床屋用語を良く知らず、自分の要望を伝えられないからであり、日本人の床屋が有ったと聞くと、みんなそこに行ったりしてる。
俺の場合、髪型にこだわりが無いので、何処の床屋でどうなってしまっても良かったし、坊主頭にしようと思っていたので、それこそ何処でも良かったのだが、ガラが悪くなって部屋探しに悪影響が出そうな気がして、今まで床屋に行くのを躊躇っていたのである。

本日晴れて縛りがなくなったので、近くの床屋に入って、

 「Can I have bald hair?」

と言ってみたら簡単に通じた。簡単に通じすぎて、疑わしくなったので、分かっているか念を押したら、

 『お前のひげみたいな状態だろう?分かっているって。』

といわれた。完全に通じているな。英語で1mmの狂いもなく髪型の注文が出来るなんて、俺は今や英語上級者と言っても過言ではあるまい

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オージーで坊主頭は全く珍しく無いので、床屋も慣れたもんである。バリカンのアタッチメントをはずした状態で、ガッツリ頭に突っ込んでいく。何故か頭頂部から始めるたので、完全にカッパ状態になったのだが、何故かそこでしばらく待たされる。
その間、鏡の中の自分を見るが、酷い状態であるな。カッパ頭も酷いのだが、頭の上部5分の1ぐらいザックリ真横に切られてしまったかの様に見える。脳みそ見えてんじゃないか?って思えるぐらいだ。ふーむ、普段頭に見えている部分って、大半が髪の毛なんだな。

その後残りの毛も剃られてツルツルに。
ふむ、ずっと自分の頭の形は上に尖っていると思ってたのだが、こうしてみると案外良い形である。絶壁頭でもないし。

坊主頭の自分をまじまじ見るに、呂智深というか、叡山の悪僧といった風情だな。俺様院ひょっとこ斎、とでもよんでもらおうか。取り敢えず、「坊主にするとガラが悪くなる」と言った上司の目は正しかったやもしれない
どちらにしろ、見慣れないせいもあるのだろうが、あまり似合ってない様な気はする。まぁ、いいや。