1998年07月30日(金)雨

 

  • 昨日に続き仕事でむかつく。
    電話で話していると、言っている内容があまりにおかしいのでその点を指摘していたら、途中から回答に詰まり、ついには逆切れして怒鳴り初めた。 もう頭がパニクッているらしく、話している日本語までおかしい。 子供かお前は。
    しばらく言い分を聞いていたが、相手があまりにスパークしてきたので、いい加減こっちも怒鳴った。 怒りで怒鳴ったのは何年ぶりだろう。
    しかし怒りとは何だろう。 人間の行動として、『キれる』と『逃げる』はどちらも追い込まれた者のとる行動で同じ意味を持つという。
    相手の逆切れはこの行動として当てはまるが、俺は怒ることによって自分に何をもたらそうとしているのだろうか? 相手の行動を攻撃ととらえての防御か? 仮にそうだとすると自分が熱くなればなる程冷静な考えが出来なくなり不利な気がする。 長年武術をやっている方に、
    「戦う時は激しい時ほど、頭の中は冷静でなくてはならない。 そうじゃなきゃ相手に対処出来ないし、有効な攻撃が出来ず、相手を倒しても自分にもダメージが多い。」
    と言われたのを思い出すな。 これってふだんの生活にも当てはまるじゃん。
    こうやって冷静に考えればこう言う考えに落ち着くが、そういう状態に陥ると、怒らずにはいられない。感情という物は、自分のことながらなかなか不可解だ。