2007年3月10日(土)

 

韓国到着以来、相変わらず毎日夜中までハマリ続け、相変わらずこの仕事は落ち着いてない事を実感。

取り敢えず、昨日までに出た、不適合項目を日本の待機部隊に連絡済で、修正に関しては向こうでの対応を待つしかない。

アメリカ出張時も一緒だったT部長と、その他のパーツの担当者3人に華城観光に誘われて一緒に向かう。この華城は世界遺産に登録されているとの事だ。

タクシーで華城付近に到着してみると降りるタイミングで大雨。しかも気候も寒く皆ガチガチ震えながら観光開始。

チャングムの誓いに使われた衣装

チャングムの誓いに使われた衣装

華城四大門の南門 八達門

華城四大門の南門 八達門

華城の場所が解らずウロウロしていたところ、なにやら王宮の跡があり、それも見所らしく感じたのでそっちを先に見る事にする。
ここは、観光向けに作られた物ではないようだが、建物自体がいつの物が残っているかは解らなかったが、「チャングムの誓い」という韓国ドラマの撮影に使われた様で、何やら脚光を浴びている様である。
中を彷徨うが、この王宮に関する物と言うより、「チャングムの誓い」の関連ものの展示が多い。まぁ、そのドラマ当時の王宮らしいので、そのドラマの衣装とか小道具が飾ってあれば、そのまま復刻物という扱いになるか。

その後道を聞きながらうろつき、ようやく華城に到着。
華城は東西南北に城門があり、そこの写真がよく使われるのだが、そこからぐるりと近くの山が城壁にて囲まれており、その一体を指すようであるな。

と言う事で丘を登らなくては成らないのだが、コレがまた急坂である。それに何時のまにやら雪が降り始めている。
それを見て、観光の言い出しっぺの筈のT部長は老体のためか、「登りたくない」と言い出したが、せっかくここまで来たのと、1人で残るのも嫌だったらしく、「付き合うけど、チョットだけだよ」と、何故か恩を着せながら付いてきた。

城自体は何処にあるのか、又はもう無いのか不明だが、城壁はほぼ一周ぐるりと残っており、それに沿って観光するような感じである。
城壁の所々には、外敵に対抗する櫓のような物や、色々な目的の穴やら、細工やらの跡が残っていた。こうみると、やはり日本でも何処でも、同じようなところに同じような目的の物を作ると、そこに備える仕組みも似たような物を考えるんだなと言う感じである。

城壁を半周した辺りで、皆も満足しているし、雪も強くなってきて大変なので満場一致でホテルへ退却。