2007年3月11日(日)

部屋にいてもする事が尽きたので、飯を喰うついでにソウルへゴー。

喰うついでと思ったのだが、結構遠かったりする。
ホテルで一番楽な行き方を聞いたところ、途中までバスで行き、そこから電車に乗れば良いとのことである。
電車とバスを使うことで、何となくの土地勘をつかみながらソウルに到着。

今日の所はチョットだけのつもりなので、適当にガイドブックから見繕って、お寺的な物を観光。

いつもなのか、たまたま今日だけなのか不明だが、大きな門の前で（恐らく当時の様子？）を再現したパフォーマンスをやっていた。
しかも、それは一箇所だけではなく、ソウル市内の他の門などでも行われているようで、そこで引き継ぎの儀式が終わった小隊は、違う警備場所へ徒歩で移動し、またそこで引き継ぎの儀式を行ってそこの警備を行う様に成っているようだ。
俺は街中をグルグル歩いていたので、何隊かに遭遇したが、皆ちゃんと移動中もしっかり演義をしていた。真面目に重厚な雰囲気なのだが、信号はちゃんと守っているのが可愛らしい。

市場の方もちょいとのぞいてみる。
市場というと、海外では伝統工芸品などを色々眺めるのが楽しいのだが、韓国では特にそう言う物は扱っていない様子。上野のアメ横の様な感じであるな。

道の横にはバッタもんやら色々疑わしい物を扱っている出店もあり、CDやらDVDもあったので韓国版の実写版北斗の拳を探してみた物の見つからず残念である。

市場をぐるりと回った後は、屋台で飯を食ってホテルに帰る。

今日感じた事は、韓国は日本人にとっては、世界で一番観光しやすい国だろうと言う事だ。
そこかしこに日本語表記は有るし、その上客商売の店の人はほぼ日本語が喋れるし。
料金もみな値段が書いてあると言うのも良いところだ。（もちろん交渉次第で変わるが）
文字に関してはハングルだとチンプンカンプンであるものの、韓国も日本と同じく、中国の漢字が元になっている単語が多いので、中国語読みか、日本語で音読みしたら結構通じたりするのだな。

問題点は反日感情であるが、全く無いわけはないと思うが、そんな物を表立って出す人なんかいないな。
もちろん、今日接触した人々の多くは、日本人を客にしている人が多いからと言うこともあるが、客商売じゃ無い人も俺が日本人だと解っても皆友好的であった。
正直、日本人とバレたら一回ぐらいは嫌な対応されるかと思っていたのだが、全くの取り越し苦労である。

う～ん、TVやらネットやらで見かける反日っぷりは、一体どこの世界の話なんだか。あの勢いなら、日本人とばれた地点で殴り合いの喧嘩をしても足りないぐらいな感じだが。マスコミにおもしろおかしく煽られてしまっているのかのう。
そうなると、日本の事も韓国向けには変な方向に誇張されて伝わってるのかもしれん。負の連鎖って感じだ。

E-Mailの話だが、「悪意は２倍、善意は半分で伝わる」と言われているし、実際仲の良い友人同士でもメールでは喧嘩になる所を何度も見た。しかし直接会うと誤解が解けて和解する。自分で書いたメールですらコレである。
同じような事が日本と韓国の間に起こっているのだろうな。
つっても、有事の際に自分自身で情報を手に入れる機会なんて中々ないし、そんな事をしててもきりがないし。こう考えると、報道の責任って大きいですな。

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