2010年11月14日(日)

 

【映画】11人いる! ★★☆

原作の漫画を読んだ時は、凄い緊迫感だったのだが、映像で見るとなんかのんびりとした印象だった。内容がDVD用に編集されてるのだろうか?
宇宙船のトラブルに関するSF物語を見たり読んだりする度に、この『11人いる!』と荒木飛呂彦の『バージニアによろしく』と言う短編を思い出す。


【映画】「千年女優」★★☆

ややこしいけど、おもしろし。


【本】インパラの朝 ユーラシア・アフリカ大陸684日 中村 安希 (著) ★☆☆

文学賞第七回開高健ノンフィクション賞受賞作。バックパッカーの旅行記などで、文学賞を取ると言うのは珍しいのではないだろうか。ただ個人的には、旅行関係の物はトラブルとかハプニングとか、超日常的な物を期待して読んでしまうので、こいう文学的なのは肌に合わないのかも。
しかし、作者のブログではそれらの旅をそのままレポートしていて、こちらの方は文体も砕けているし、作者の素直な感想で楽しめたりする。本の方は意図した方向で書き上げた物のようだな。文学賞を受賞しているのだし、どちらもイケる人だったのね。