2013年08月04日(日) ヴァジュラ

 

“日本一最悪な邦題”がタイトル変更。フォックスが公式謝罪|ニュース@ぴあ映画生活

もっと酷いのはいくらでもある気がするが。
この所、洋画を観た後は必ずその原題を確認する様にしてる。それだけで、その映画についていろいろ発見があったりするので。

この映画の場合は、観てみないとなんとも言えないが、変なタイトル故に注目を浴びて見る人が増えるのなら、それはそれで正解だったと言えなくもない。
むしろ、この公式謝罪と言う大げさな扱いが話題作りの為のフォックスの策略なのだろうな。
俺もこの映画自体や、邦題が最悪なんて話しは、これみるまで知らなかったし。


「バルス」が再び世界新記録を樹立!1秒あたり14万3,199ツイート! (シネマトゥデイ) – Yahoo!ニュース
Twitter、「バルス」を持ちこたえる – ITmedia ニュース

なんか、毎回この映画が放送される度に、バルス絡みの負荷が注目されれるな。
そもそも、「天空の城ラピュタ」に限らないが、その映画のファンならDVDなりで持っていて、観たいときに観れると思うのだが、テレビ放映にはこういう祭り的な一体感を楽しむと言う、別の楽しみが生まれているのだな。

そして俺はいつも「バルス」を観る度に、北斗の拳でのジュウケイの「バジュラ」と混同している事に気が付かされる。
語感も似ているし、発動後の現象も地面が無くなるてきな感じで似通っているので。

20130804_barusu

そもそも、「ヴァジュラ」ってなんだ?と思って調べてみたら、「金剛杵」のことだったのか。語源はvaj(動く)+ram(光)で雷光を意味すると。
これだとむしろ、「見せてあげよう、ラピュタの雷を!!」の方に相応しい呪文だな。
「金剛杵」はネパール仏教のストゥーパでよく見かけた。あと、日本ならお遍路中のお寺での空海の像と共によく見かけた。

ヴァジュラ!

ヴァジュラ!

では、「バルス」の意味はと言うと、ラピュタ語が解析されないとわかるまい。さすがに作中に語られるラピュタ語だけでは、いくらマニアでも「トエル・ウル」で「真の王」と言う意味ぐらいしか解析できまいし。


【本】

熱風大陸―ダーウィンの海をめざして
1991年 椎名誠(著) ★☆☆

オーストラリアはシドニーしか滞在しなかったので、アウトバック(内陸部に広がる砂漠を中心とする広大な人口希薄地帯)の話は、まるで別の国のように感じる。


【映画】

空中庭園
2005年 日本 ★☆☆
(出演)小泉今日子, 鈴木杏

作中に出てくる、「ホテル野猿(のざる)」だが、あれって「やえん」って読むんじゃなかったっけ?野猿街道にあるあの実在のホテルとは別物なんだろうか?