リハク | ら行 | 俺様万物網羅百科事典

 

漫画『北斗の拳』に登場する、南斗五車星の一人、海のリハク。

誰が言ったか、『世が世なら万の軍勢を縦横に操る天才軍師』。
しかし、世が世じゃ無いからか、やることなすこと目論見がはずれている。
それどころか、ケンシロウとラオウが戦っている時、こいつの仕掛けた対ラオウのトラップに、ケンシロウが引っかかり、その上ケンシロウが失明するなど、酷く余計なことばかりしている。
まったくもって期待外れで、馬謖と呼んでやりたい。 と言うか、あの時が「世が世」じゃ無いのないのなら、あんたはいったいいつ活躍する気かと問いたい。

どう見ても見かけ倒しの小物なのだが、

「ケ…ケンシロウ様は… この海のリハクが読み誤るほど巨大に…」
「あなたの力を読めなかったばかりに余計なことを… 海のリハク一生の不覚!!」
「このリハクの目を持ってしてもラオウという男を読めなかった…」

と言った、『俺はほんとは凄いんだ』的発言をして体裁を繕おうとしているのだが、こいつが読んだり、見抜いた事など一つもない。
最初の頃、ケンシロウの事を『ケンシロウ様』と呼んでいたのだが、ラオウとケンシロウが戦っているどさくさに紛れて『ケンシロウさん』に変わった。 最後には、ケンシロウに聞こえない所では『ケンシロウ』と呼び捨て。

しかし、リンとバットが青年になるまで生き残る数少ない人物のためか、皆から大事にされて威張っており、世渡りはうまいと思われる。