披露宴友人代表スピーチ
T君、Kさん、ご結婚おめでとうございます。
そして、ご両家のご家族の皆様はじめ、ご親戚ご一同の皆様、誠におめでとうございます。
T君と私は同じ大学の同じ研究室になって以来の友人でして、卒業してからも部署は違うのですが、同じ会社で働いております。
どんな人間でも一生に2度は人前で褒められる機会があると言いますが、今日のこの結婚式はその内の1回です。
あと一回は葬式です。 なので生きている内に褒められる機会は1度きりかもしれません。
ただでさえ、T君は褒める所が多いので、お話しすることは沢山あるのですが・・・、そこで笑っている人たちは、失礼にもそんなこと無いと思っているのかもしれませんが、私は本気です。
ただ、本人を目の前にして褒めるのは気恥ずかしいですが
せっかくの機会ですので存分に褒めさせて頂きますので、しばらくお付き合い頂きたいと思います。
私がT君と初めてお会いしたのは、研究室に入る前の体育の授業の時でした。 体育の選択種目でサッカーを選び、一緒のチームになりました。
初対面の印象はありません。 後日指摘されるまで一緒のチームにいた事すらしりませんでした。
その後、奇しくも同じ研究室に入る事になり、再会することになるのですが、その時の印象もありません。
どうも、私の中ではそこにいるNくんとごっちゃになってしまってます。 こんな事なら、もっとよく観察しておけば良かったと思います。
そんな影の薄いT君なのですが、その後仲良くさせて貰ったところ、外見の影の薄さに比べて、非常に中身の濃い、味わいのある人だなぁ、と言うことに気づかされました。 話しをしていると愉快で、ネタに詰まることがありません。
つつけば、とりあえず何か鳴る、全身に鈴を付けたような人と思ってます。
皆で話しをしている時でも、T君の体験談には一風変わった味があり、それは凄いと驚かされる事も多いです。 内容についてはこの場にふさわしくない事が多いので割愛させて頂きますが、ずば抜けて濃ゆい体験も色々しているようです。
ただ、当人はその濃さに気づいていないようなので、
「俺の話は大したこと無いんだけどね・・・」
なんて言っているのが、スケールのでかさ、懐の深さを感じぜずにはおれません。 豪傑と言えます。
世が世なら、農民の班長にぐらいはなっていたのではないでしょうか。
Kさんも、そんなT君のとぼけた人柄や、懐の深さに惹かれたのではないかと思っております。
また、彼は現状に満足せず向上心がありまして、何か困難な出来事に遭遇しても、物事に凄く真面目に取り組みます。
私とT君とは卒業研究の課題は違うのですが、T君のもの凄く一生懸命取り組んでいた姿が、今でも思い出せます。
それを良いことに教授に良いように使われる事になるのですが。
普通、日本の大学は勉強して入って、バカになって出て行くと言われてますが、T君は違います。 彼はちゃんと入学当時の学力を、かろうじてキープして出て行ったんじゃないかと思います。
ただし、残念ながら学力を大幅にダウンさせた私と同じ会社に入社している所が、がんばりが報われず気の毒ではあります。 そんな幸薄さで人をホッとさせる所もT君の魅力だと思います。
また、入社してからも持ち前の真面目さで勉強して、様々な資格も次々に取得してます。
この前、ガソリンスタンドで働ける資格をとったとか自慢されましたが、それに関しては、全く羨ましく有りませんでしたが、きっとT君と私は仕事内容が違うからだと思います。
また向上心、努力を物語るエピソードとしては、英会話の事があげられます。
数年前に私とインド旅行に行ったのですが、そこで英語のスキル不足を痛感したらしく、「俺は英語を勉強する!」と旅行中宣言してました。
私を含め、こういう時は同じように、「英語を勉強しよう」と考える物だと思いますが、彼の偉い所はそれを実行した所です。
なんとT君は帰国後すぐに留学してしまいました。 駅前留学ですが。
このように、自分に足りないと思った事には、努力して補おうとする姿勢は本当に見習いたいと思っております。
そして次の年には、エジプトに旅行に行きました。 インドではツアーでしたが、今回は個人旅行でしたので、ホテルの予約や、交渉事など、全て自分たちでやらなくてはなりませんでしたので、T君には英会話の実力をいかんなく発揮してもらいました。
なお、発揮した実力がどの程度だったかは、このスピーチの褒めると言う趣旨とはずれしてしまいますので、残念ながらあまりお話し出来ません。
問題ない範囲で紹介するならば、「OH! YEAH!」の発音がインドの時より上手になった、と言う事だけです。
他には外人慣れだけはしたようで、わからない話は生返事で聞き流すと言う技を身につけてまして、てっきりT君がわかっていると思って後で聞くと、その事実すら忘れていて私を困らせました。
とりあえずまだ人生長いですし、英会話の授業も利用期間が迫っているにもかかわらず、たっぷり残っているそうなので、これからが本番だと思います。
Kさんも海外旅行がお好きだそうで、新婚旅行もメキシコに行かれるそうですね。 非常に心強いかと思います。 英語が通じるかわかりませんが。
そんなT君ですので、職場でも頼りになる存在のようです。
それは常々、「俺はかなり良い仕事をしているよ!」と本人が言っている事からも伺えます。 これはT君の自己申告なので確認出来ないのですが。
私が確認出来る、T君の良い仕事と言えば、やはりKさんを生涯の伴侶に迎える事が出来た事、これが彼の生涯で最大のグッドジョブだと思っております。
こんなに良いお嫁さんが貰えるなら、私もT君に生まれたかったです。 むしろ、T君には生まれずに、良いお嫁さんが欲しいと言うのが本音ですが。
Tくんを選んだKさんも、良い選球眼を持っていると思います。 お二人はイロンナ意味でお似合いだと思います。
こういう祝いの席では、これからの夫婦生活におけるアドバイスを送るものなのかもしれませんが、あいにくと私は独り者です。
聞きかじりで良いのなら、結婚生活に必要な「3つの袋」の話しでもしますが。 どうでしょう?
確か、買い物袋と、金玉袋が左右、あわせて3つだったと思いますが、良く覚えてません。 自分で調た方が確かだと思いますのでやめておきます。
そこで考えたのですが、私は稽古事をしているのですが、当初その先生に、
「やらなくてはいけない事は沢山あるので、まずは、絶対やってはならない事をしてしまわないように注意する事」
と指導を受けました。
これは、T君夫婦の新婚生活にも当てはまるのではないかと思います。
なので、こんな夫婦はイヤだなと言う事柄を考え、絵にしましたので参考にして頂ければ幸いです。
以下、鉄拳ネタ (ネタは省略)
●こんな披露宴はイヤだ
●こんな夫婦はイヤだ
●こんなT君はイヤだ
以上、これらを参考にして頂き、よい家庭を築いてください。
これを持ちまして私の祝辞に代えさせていただきます。
– 2003年6月30日
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6月 30 2003
披露宴友人代表スピーチ | 俺様の代筆
披露宴友人代表スピーチ
T君、Kさん、ご結婚おめでとうございます。
そして、ご両家のご家族の皆様はじめ、ご親戚ご一同の皆様、誠におめでとうございます。
T君と私は同じ大学の同じ研究室になって以来の友人でして、卒業してからも部署は違うのですが、同じ会社で働いております。
どんな人間でも一生に2度は人前で褒められる機会があると言いますが、今日のこの結婚式はその内の1回です。
あと一回は葬式です。 なので生きている内に褒められる機会は1度きりかもしれません。
ただでさえ、T君は褒める所が多いので、お話しすることは沢山あるのですが・・・、そこで笑っている人たちは、失礼にもそんなこと無いと思っているのかもしれませんが、私は本気です。
ただ、本人を目の前にして褒めるのは気恥ずかしいですが
せっかくの機会ですので存分に褒めさせて頂きますので、しばらくお付き合い頂きたいと思います。
私がT君と初めてお会いしたのは、研究室に入る前の体育の授業の時でした。 体育の選択種目でサッカーを選び、一緒のチームになりました。
初対面の印象はありません。 後日指摘されるまで一緒のチームにいた事すらしりませんでした。
その後、奇しくも同じ研究室に入る事になり、再会することになるのですが、その時の印象もありません。
どうも、私の中ではそこにいるNくんとごっちゃになってしまってます。 こんな事なら、もっとよく観察しておけば良かったと思います。
そんな影の薄いT君なのですが、その後仲良くさせて貰ったところ、外見の影の薄さに比べて、非常に中身の濃い、味わいのある人だなぁ、と言うことに気づかされました。 話しをしていると愉快で、ネタに詰まることがありません。
つつけば、とりあえず何か鳴る、全身に鈴を付けたような人と思ってます。
皆で話しをしている時でも、T君の体験談には一風変わった味があり、それは凄いと驚かされる事も多いです。 内容についてはこの場にふさわしくない事が多いので割愛させて頂きますが、ずば抜けて濃ゆい体験も色々しているようです。
ただ、当人はその濃さに気づいていないようなので、
「俺の話は大したこと無いんだけどね・・・」
なんて言っているのが、スケールのでかさ、懐の深さを感じぜずにはおれません。 豪傑と言えます。
世が世なら、農民の班長にぐらいはなっていたのではないでしょうか。
Kさんも、そんなT君のとぼけた人柄や、懐の深さに惹かれたのではないかと思っております。
また、彼は現状に満足せず向上心がありまして、何か困難な出来事に遭遇しても、物事に凄く真面目に取り組みます。
私とT君とは卒業研究の課題は違うのですが、T君のもの凄く一生懸命取り組んでいた姿が、今でも思い出せます。
それを良いことに教授に良いように使われる事になるのですが。
普通、日本の大学は勉強して入って、バカになって出て行くと言われてますが、T君は違います。 彼はちゃんと入学当時の学力を、かろうじてキープして出て行ったんじゃないかと思います。
ただし、残念ながら学力を大幅にダウンさせた私と同じ会社に入社している所が、がんばりが報われず気の毒ではあります。 そんな幸薄さで人をホッとさせる所もT君の魅力だと思います。
また、入社してからも持ち前の真面目さで勉強して、様々な資格も次々に取得してます。
この前、ガソリンスタンドで働ける資格をとったとか自慢されましたが、それに関しては、全く羨ましく有りませんでしたが、きっとT君と私は仕事内容が違うからだと思います。
また向上心、努力を物語るエピソードとしては、英会話の事があげられます。
数年前に私とインド旅行に行ったのですが、そこで英語のスキル不足を痛感したらしく、「俺は英語を勉強する!」と旅行中宣言してました。
私を含め、こういう時は同じように、「英語を勉強しよう」と考える物だと思いますが、彼の偉い所はそれを実行した所です。
なんとT君は帰国後すぐに留学してしまいました。 駅前留学ですが。
このように、自分に足りないと思った事には、努力して補おうとする姿勢は本当に見習いたいと思っております。
そして次の年には、エジプトに旅行に行きました。 インドではツアーでしたが、今回は個人旅行でしたので、ホテルの予約や、交渉事など、全て自分たちでやらなくてはなりませんでしたので、T君には英会話の実力をいかんなく発揮してもらいました。
なお、発揮した実力がどの程度だったかは、このスピーチの褒めると言う趣旨とはずれしてしまいますので、残念ながらあまりお話し出来ません。
問題ない範囲で紹介するならば、「OH! YEAH!」の発音がインドの時より上手になった、と言う事だけです。
他には外人慣れだけはしたようで、わからない話は生返事で聞き流すと言う技を身につけてまして、てっきりT君がわかっていると思って後で聞くと、その事実すら忘れていて私を困らせました。
とりあえずまだ人生長いですし、英会話の授業も利用期間が迫っているにもかかわらず、たっぷり残っているそうなので、これからが本番だと思います。
Kさんも海外旅行がお好きだそうで、新婚旅行もメキシコに行かれるそうですね。 非常に心強いかと思います。 英語が通じるかわかりませんが。
そんなT君ですので、職場でも頼りになる存在のようです。
それは常々、「俺はかなり良い仕事をしているよ!」と本人が言っている事からも伺えます。 これはT君の自己申告なので確認出来ないのですが。
私が確認出来る、T君の良い仕事と言えば、やはりKさんを生涯の伴侶に迎える事が出来た事、これが彼の生涯で最大のグッドジョブだと思っております。
こんなに良いお嫁さんが貰えるなら、私もT君に生まれたかったです。 むしろ、T君には生まれずに、良いお嫁さんが欲しいと言うのが本音ですが。
Tくんを選んだKさんも、良い選球眼を持っていると思います。 お二人はイロンナ意味でお似合いだと思います。
こういう祝いの席では、これからの夫婦生活におけるアドバイスを送るものなのかもしれませんが、あいにくと私は独り者です。
聞きかじりで良いのなら、結婚生活に必要な「3つの袋」の話しでもしますが。 どうでしょう?
確か、買い物袋と、金玉袋が左右、あわせて3つだったと思いますが、良く覚えてません。 自分で調た方が確かだと思いますのでやめておきます。
そこで考えたのですが、私は稽古事をしているのですが、当初その先生に、
「やらなくてはいけない事は沢山あるので、まずは、絶対やってはならない事をしてしまわないように注意する事」
と指導を受けました。
これは、T君夫婦の新婚生活にも当てはまるのではないかと思います。
なので、こんな夫婦はイヤだなと言う事柄を考え、絵にしましたので参考にして頂ければ幸いです。
以下、鉄拳ネタ (ネタは省略)
●こんな披露宴はイヤだ
●こんな夫婦はイヤだ
●こんなT君はイヤだ
以上、これらを参考にして頂き、よい家庭を築いてください。
これを持ちまして私の祝辞に代えさせていただきます。
– 2003年6月30日
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