2005年8月14日(日) その3 チェンライ(バスチケット購入) | タイ旅行(9)

 

本日は、このチェンライに一泊する事にして、とりあえず今日の宿を決定する。 その後、明日のバスチケットの予約をするために再びバスターミナルに戻る。

チケット売り場の係員は、メーテル似のマツゲの長い娘さんである。 美人である。 英語は俺と同じぐらいのカタコトだが、頑張って質問に色々答えてくれた。
今後の、希望としては次はメーサイへ向かって、ゴールデントライアングル、チェンセーンと向かいたかったのだが、メーサイ行きのバスは、エアコンは12:45発、ノンエアコンは10:00発とチョット遅い。 そのかわり、チェンセーンまでなら6:00発が有るらしい。 ちょっと朝が早すぎるが、時間を無駄にするよりは全然良いので、このバスに決定し、逆回りにする事にする。
そこでこのチケットをくれと頼むと、メーテルは、

 「そのバスのチケットを買うの?」

と聞いている様なので、「そうだ、そのバスのチケットを買いたいんだ」と答えると、不思議そうな顔をして、再び先の言葉を繰り返す。 俺も同じ返事を繰り返すと、また不思議そうな顔をして同じ事を繰り返す。
そのうち困ったメーテルはチケット売り場の上司らしい人に何か言うと、上司はメーテルと同じ事をくりかえすので、俺も同じ返事を繰り返す。 上司も、根気よく、滑舌よくハッキリと繰り返す。

 「バイ、ザ、チケット。 オン・ザ・バス。 オーケー?」

…あ、チケットはそのバスに乗って、そこで買えという事か! てっきり、チケットはここで先に買うのかと思い込んでいたせいで、勘違いしてしまった。 やっとこ理解した俺に、上司もメーテルもホッとした様子である。
その後も、他に都合の良いバスなど無いか、色々質問してみたのだが、メーテルはどうも俺の英語の聞き違いによるトンチンカンな返事がツボにハマりだしたようで、チョット話すだけで爆笑するようになってしまったが、何とか聞きたい事は全て確認できた。。

ヤケに手間をかけさせてしまったので、お詫びに(なっているか不明だが)、去り際に折り紙で鶴を折ってメーテルに渡す。 タイでは折り紙などは喜ばれると聞いていたので、何かの時に使おうと折り紙の用意をしてあったのだ。
すると予想以上に大喜びされたので、こっちがビックリしてドギマギしてしまい、チト恥ずかしくなってそそくさとその場を離れた。