2007年11月13日(火) ラオス(ポーンサワン):宿名忘れた

 

20071113-1 朝から恐怖の長距離バスの旅スタート。

何が恐怖かと言うと、一口には言えず色々ある。まずは乗っている時間の長さ。もうひとつは、バスの乗り心地。道じたいはガタガタということもないのだが、山道をグネグネしている。これが問題なのである。
と言うのは、ラオス人は猛烈に乗り物に弱い。俺も、ゲームの「塊魂」をプレイして気持ち悪くなって倒れるほど、乗り物酔いの弱さには自信があるのだが、ラオス人はそんな俺の数倍は弱いようである。
以前、これと同じバスに乗った人の話では、ラオス人全員、バスの中で吐きまくり、阿鼻叫喚の地獄絵図の様だったと聞いた。そう言えば、数人の手に渡ってから俺がゲットした、色々な旅人の書き込みがしてあるガイドブックにも、このバスの旅について書き込みが有った。「フラフラだったよ」、とか、違うところは「きもちわるくなる」と、わざわざ細かく書いてあるのが、彼らの生の声なのであろう。

そんなドキドキのバスの旅だが、とりあえず俺はあまり気持ち悪くならずにすんだ。だが、俺の近くのラオス人の数人は期待通り、ゲロゲロ吐いていた。まぁ思ったほど吐く人が少なくてよかったし、みんなちゃんと窓の外に吐いているので、もらいゲロなどをせずに済んだ。
しかし、驚くべきは白人の人たちだ。基本的に彼らは旅にぶっとい本を持ち歩き、暇を見つけては読んでいるのだが、こんなバスの中でも本を読んでおり、こっちは見てるだけでも気持ち悪くなってきたぞ。

バスの移動時間は、通常11時間位だが、Expressのバスにしたので、少し早く9時間でポーンサワンに到着。
バス停から無料送迎をしている人の案内するホテルに向かい、今晩の宿とする。そして、その人の扱っているジャール平原へのツアーの話を聞き、値段は$80程度と相場なので、そのまま手配してもらう。

ポーンサワンは本当に小さく何も無い町である。旅行者もジャール平原に行く以外にする事が無く、長期に滞在する人はいないようだ。

YSと、晩飯にガイドブックで紹介されている、スペアリブが美味しいと書いてある店に行ったら品切れで残念。あと、川海苔のスープが絶品と言うのだが、メニューから探せないし、店員にもそんなもの無いといわれ断念。絶品のはずだが、店としてはそんなつもりは無いんだろうか?