2008年06月09日(月)

クイーンズ・バースデー

巨大コアラ人形

巨大コアラ人形

カンガルー(kangaroo)オーストラリアでは省略して、ルー(roo)と呼ぶ。

カンガルー(kangaroo)
オーストラリアでは省略して、ルー(roo)と呼ぶ。

オーストラリアの動物ではないが、ミーアキャット(meerkat)

オーストラリアの動物ではないが、
ミーアキャット(meerkat)

本日、オーストラリアはクイーンズ・バースデーで祝日。学校も休み。

オーストラリアの特徴の1つは、沢山の固有種が生息している事である。なのに、俺はまだコアラもカンガルーも見た事がない。カンガルーは何回か食べたが。

シドニーには、ダーリングハーバー付近にワイルドライフと言う屋内の動物園のようなものがあるが、折角なので有名なタロンガズーという動物園に行くことにした。
1人で動物園に行くのもどうか、と思っていたら、クラスの何人かが一緒に行くと言ってくれたので、本日の朝CircularQueyに集合。
しかし、現れたのはTKS(日男)、MU(日女)、YY(韓女)の3人。他に来る予定だった、韓国メンバーの多くはドタキャン。
まぁ、韓国人の悪気のないドタキャンには慣れているのだが、YY(韓女)がなんか1人で責任を感じて、恐縮していて可哀想である。つか、人数的にこのぐらいの方が動きやすいし、

 「予定の全員来たらどうしようか。でも韓国人は何人かドタキャンするよな。」

と思っていたぐらいなので予定通りである。

Circular Queyからフェリーで直ぐの対岸に、タロンガズーはある。
動物園は小高い丘にできていて、フェリー乗り降り場近くで入園すると、ロープウェイで頂上まで登る。

ロープウェイを降りると直ぐの所に、何と言っても有名なコアラが公開されている。
法律か条例か何かで、シドニー市内では、コアラを直接触れる事を禁じられているらしい。コアラを抱きたいという人は郊外の動物園に行くしかないので要注意である。
と言うことで、このタロンガズーでもコアラは沢山いるが、柵を挟んで眺めるのみである。

ただ、動物園の感じとして、基本的に動物は放し飼いのようになっていて、その気になれば触ることも可能である。まぁ、多くの動物は、向こうが嫌がって逃げるし、こっちもおっかなびっくりで、触ろうという気がなかなか起きないのだが。

エミューも柵に囲まれず放し飼いであった。そしてコイツは人なつっこいのか、はたまた何か別の目的があるのか、俺達が近づくと、ノソノソと歩み寄ってくるのである。
エミューは危険な動物ではないのだが、大きさが俺の身長ぐらいあって迫力満点、歩く姿も貫禄があり、本気でくちばしでつつかれたらと思うと恐ろしく、エミューが近づくと、みんな散り散りに逃亡していた。
いままで、突かれて怪我人とか出たりした事無いんだろうか?

 

エミューに接近

エミューに接近

エミューから接近中(全員逃亡)

エミューから接近中(全員逃亡)

オーストラリアの動物と言えば、コアラ、カンガルー、エミューも有名だが、俺としては何と言ってもカモノハシである。
小学生の頃、珍獣図鑑 (新潮文庫)という本を読んで以来、一度見てみたいと思っていた珍獣である。

ここの動物園でも、大きな水槽にてカモノハシも公開されているのだが、人目に付かない彼らの生活の場も用意されているので、見れるかどうかは運次第であり、暫く粘った物の見ることは出来なかった。残念。野生でも幻の動物だが、動物園でも幻である。

 

実物は見れなかったカモノハシ(platypus)

実物は見れなかったカモノハシ(platypus)

動物園の鳥ではなく、普通に看板に留まっている野生の鳥

動物園の鳥ではなく、
普通に看板に留まっている野生の鳥

この動物園には、オーストラリア固有の動物以外にも、色々な動物が公開されていて、見応えがあった。

元々、この動物園に来たのも、オーストラリアでする事のノルマの1つ様な気持ちだったのが、予想以上テンションが上がるし楽しめた。

動物園自体、子供の頃、それもいつだか覚えてないぐらい昔に来たっきりだし、日本で動物園に行っても楽しめそうだなぁ。意外な発見。