2003年5月17日(土)

 

Yの披露宴に出席するため、明治記念館へ。
明治記念館って、凄い数の披露宴が行われているんだな。 いままでホテルでやるやつしか参加した事なかったので、こんなに沢山の組を見たのは初めてだ。

Tは何やらバシャバシャ写真を撮っている。
しかし、妙な所ばかり撮っているので何かと思ったら、来月の自分の結婚式の参考資料にするために、高砂の飾り付けをはじめ、目に付く全てを写真に納めているらしい。 嫁命令で
Tによると、自分で手配出来るところは、なるべく自分達でやれば相当な額の節約が出来るので頑張るつもりらしいのだ。
なので、Tはテーブルでも何か物を見るたびに、

 「これは頼むと1つ300円だが、自分でやれば100円ですむ」

等と、いちいち確認していた。

Yとはこの披露宴で久しぶりに会う事になったのだが、非常に疲れていた。 やはり結婚の準備は大変らしい。
M先生、既婚のK、今度結婚するTとは、結婚式の苦労話で花が咲いており、

 「披露宴は嫁のためにやるのである」

と言う事で話は一致していた。 確かに男側で進んで披露宴を開きたいと言っている奴は見た事無いものなぁ。
でもみんな、嫁の一生に一度の晴れ舞台だから出来る限りの事をしてやりたいと思って頑張るらしい。 ところが嫁は色々な所にこだわりを見せるため、

 「嫁が『ここだけは譲れない』と言う所を数えたら20個以上有った。 何も譲ってないと思える。」

と言って落ち込んでいた。
皆さん大変ですな。

Yと嫁さんとは見合い結婚。 しかも新潟と東京という遠距離。 自分の見合いを思い出す。
嫁さんはかわいらしい感じだが、凛とした雰囲気のある美人である。 なにやら就職した後も、一度会社を辞めて留学するなど、面白そうな経歴を持っているひとだ。 話しかけた応対を見るにしっかり者って感じだし。 なんか、Yらしいと思える嫁さんだ。

みんな何だかんだ、自分に似合った人を見つけるもんだ。
のんびりとなるようになって結婚する事になった人とは、そう言う物なのかもしれない。