2003年6月30日(月)

 

朝出社中、川崎駅で猛烈に背の高い人をみた。

恐らくバレーボール選手だ。 名前はわからないが。
あやふやな記憶だが、随分前に電波少年で松本明子を抱っこしてなんかする企画で見た気がする。

それにしても実物で見ると、TVでみるより大きく感じる。
だいたい、自分より10cmでも高い人をみたら結構でかく感じるのに、あの人は恐らくおれより50cmは高いのだろうから、そりゃもう凄まじい。 本人は身長を気にしているのか猫背なのだが、背筋を伸ばしたらもっと凄そうだな。

かように背の高い人がボクシングしたらどうなるのだろう。
相手のパンチは顔面にはまず届かないし、投げとか、足への攻撃とかされないから、もの凄く有利な気がするが。

夜、有楽町駅から京浜東北線で川崎に向かっている途中、何か人身事故が起こったらしく田町で足止めされる。

その間、ゲロまみれのおっさんに絡まれたり、本読んだりして時間をつぶしていたのだが、気づいてみると30分ぐらい止まっており、まだ発車する見込みがないらしい。

しょうがないので、山手線に乗り換えて品川まで向かう。 東海道線に乗り換えるためだ。
しかし、品川に着いてみると、東海道線も止まっている。 京浜東北と東海道線は同じような駅をつかうが線路は別だろうに、なぜだ。 二つの線路をまたがる程、縦長の人が轢かれたのだろうか。 迷惑な話だ。

このまま待っていたら、南武線の終電に間に合わなくなる。 南武線は男らしいので、他線が事故があって遅れても、終電の出発は待たないことが多いのである。 待っていても、最高でも俺が乗っている前の電車までしか待たないのである。 今までの経験で俺の前まで待っていた事が3回。 俺の乗っている電車まで待っていたことは一度もない。
遅れても終電の出発を待ってくれるのならこのまま乗り続けるのだが、以上の経験からその望みは薄いのだ。

しょうがないので、載せ替え運転をしている京浜急行にのりかえ、京急川崎まで向かうことにする。 事故のため切符はもらえるのだ。
そこで来た電車に乗り込むが、止まったまま全然発車せずイライラ。 その間車内に何回も流れた

 「横浜方面にお向かいの方は、次の特急をご利用ください」

と言うも意味不明でムカツク。
この電車に乗っている人は全員横浜方面に向かうんだっつーの!
次の特急が途中で追い越すのだろうが、その特急に乗り換えた方が早く着くのは、どこの駅からなのか言わなきゃわからんのに。 そのぐらいも鉄道員はわからないのだろうか? 本当に頭悪い。

意味不明の放送を聞きながら発車を焦らされ、ストレスを溜めていたのだがやっと発進。 京急川崎についたのは12:36。 JR南武線の最終は12:39だ。
京急とJRの川崎駅は離れているのダッシュで移動し、なんとか終電に間に合った。

しかし、南武線は発車しない。 事故のため終電の出発を12:55分頃に遅らせるとのことだ。 今日に限っては待つらしい。 ムカツク。

仕方なしに電車に乗り込んで出発を待っていると、次々に京浜東北線が到着している。 見ただけで5回は来たな。
しかも、京浜東北は席ガラガラだし。 ハッキリ言って最初のまま京浜東北線に乗っていた方が、楽にこの電車に乗れたにちがいない。
でもきっと、俺があのまま京浜東北に乗り続けていたら、今頃この南武線は出発していたに違いないのである。 間違いない。 俺の判断は間違ってない。

それにしても発車を待つ間の、左となりに立っている、ややマッチョのワキガが臭い。 キョーレツ。 右手ではなく、左手でつり革につかまって欲しいのだが。 あとタンクトップとか着るな。
俺も左手でつり革につかまり対抗するが、俺の清浄な脇の下では意味がない。 こういう時、ワキガでない事がものすごく悔しい。 足の臭さなら、俺もなかなかな者なのだがな。

結局矢向に着いたのは1:00である。 今日退社してからそのとき既に8時間立ちっぱなしで疲れきった。
その間、時間つぶしに読んだ本は、今週の週刊ジャンプ、ギャラリーフェーク28巻、マダム小林の優雅な生活、の3冊を読破し、もう一冊の中頃まで読み進んでしまった。

電車の(飛行機の時もそうだが)トラブル時の対応って何とかして欲しい。 大抵乗客には殆ど情報与えないので判断に苦しむ。
今回のも何分頃復帰の見込みで、乗り換えの電車の終電はそれにあわせて待つのかどうか等、わかる範囲で伝える義務があると思うが。

つか、とりあえず、ものもとの南武線の終電をもっとのばせと言いたい。 登りも下りも早すぎる。


俺様の代筆:「披露宴友人代表スピーチ」を追加。