2004年1月1日(木)

 

本読んでいて、気が付いたら年が明けていた。

皆寝てしまったようで、リビングに人の気配がないのでTVを見に行く。 俺の部屋にはTVが無く、こういう時でしか見たいチャンネルが選べないのでな。

TVをつけたら、ブラックワイドショーをやっていた。
おー、久しぶりだな。 でも今日限りの特番みたいだな。

つか、新年から濃ゆい番組を見てしまった。

甥っ子を観察。 一号機は5歳、二号機は2歳である。

一号機は、知恵を付けてきたのか結構ズルっこい行動が目に付く。
兄夫婦が見ているところでは、お兄ちゃんぶっているのだが、見てない所では弟を激しくブッ叩いたり、蹴ったりするのである。
で、激しくブッ叩くのがいつもそうなら、彼はそう言うキャラクターなのだが、兄夫婦が見ていないのを確認してそれをやっているのである。
一号機にとって、いつもは兄夫婦だけに注意していればいいのだろうが、正月の実家では俺の目が有る事まで考えが回らぬらしい。 ブッ叩いて弟が大泣きした後、俺と目があって、

 『しまった! 見られた!』

と、劇画調の顔になってで驚くので面白い。
そう言う時は慌てて兄夫人の所へ走っていって、「弟が自分こんなことしたからやり返した」と言う(半分嘘の)内容を、甘えながら言い訳するのである。 兄嫁もだいたい嘘は察しているようだが、現場を見てないから怒りはしないようだ。
まぁ、俺も告げ口をするつもりはないのだが、俺も小さい頃、兄貴にこんな事されていたかと思うとムカツクぜ
それにしても甥もまだまだ若い。 俺に何回もこういった現場を目撃されるとは注意力が足りませんな。

それに比べて、二号機はこういった仕打ち受けながらも、お兄ちゃん大好きらしい。
何度泣かされても、何かというと、兄を慕っていく姿が健気である。 なんて可愛らしいんだ弟。

俺もこんな弟だったのだろう。 なんて可愛らしいんだ俺。