2010年05月02日(日) | インドネシア旅行日記(1)

 

インドネシアにゴー。

正式国名:インドネシア共和国 Republic of Indonesia
首都:ジャカルタ
宗教:イスラム教87%、プロテスタント6%、カトリック4%、ヒンドゥー教1%、仏教1%
言語:公用語はインドネシア語。国内各地ではジャワ語、バリ語等。
通過:ルピア。 Rp.100≒1.3円

20100502_indonesia

東西にながく、1万8110もの島々により構成されている国。ちなみに、正確な島の数はインドネシア政府も把握していないとか。

それにしても、インド:インドネシア、ルピー:ルピア、となんかインドと共通点が目立つのだが、なんか関係あるんだろうか。

同じインドネシアと言っても、島が違えば文化も大きく異なる国の様だ。特にパプア島なんかは、いかにも原住民という感じの人の村があったりする。コモド島にはコモドドラゴンが生息しているし。かと思えば、バリ島なんかもある。
何処も魅力的で、時間があればそこら辺を転々と移動したいところだが、1週間程度では1つの島で限界と思われ、今回俺はジャワ島に向かうことにした。
プログラミングをかじった事のある俺としては、javaやjakartaと言う地を訪れねば、と言うことは全くなく、ジャワ島のスラバヤに現地で就職している友人がいるので会いたいのと、ジョグジャカルタには世界遺産ボロブドゥールがあるので、それを見たいと思ったからである。

日本からジャワ島迄の直行便はなく、シンガポールやマレーシアからの経由便や、今回の俺のように隣のバリ島にあるデンパサール空港から国内便に乗り換える事になる。

                   バリ島なんでもっと全体的に                   浮かれた雰囲気だとおもったが

バリ島なんでもっと全体的に
浮かれた雰囲気だとおもったが

今回利用した飛行機は、ガルーダ・インドネシア航空で、この航空会だと機内でビザの申請(25USDで)が出来る。その上、入国審査もパスできるようだ。(いいのかそんなんで)
バリのイミグレーションはとても混むと聞いていたが、実際に噂通り結構な人数が並んでいているのを目にした。自国の飛行機だとそんな特典がつくのだな。
11:00に成田を発った飛行機は、17:00頃デンパサールに到着し、そこから国際線で18:40で発ち、18:35分にスラバヤに到着する。出発時間より到着時間が前に成っているのは、バリ島とジャワ島で時差が2時間あるからだ。
なお、バリで換金したところ、だいたい92ルピア=1円の換金率ぐらいであった。

スラバヤの空港には友人のTが車で迎えに来てくれており、その車で本日の宿、SOMERSET
HOTELへ送ってもらった。友人はもう一人Yがインドネシアに住んでいて長いのだが、随分前に現地の人と結婚し、ジャカルタへ移ってしまっており、会えなかったのは残念である。

ここスラバヤは、首都のジャワに次ぐ都会であり、観光場所もない。訪れる人も、ビジネスで来ることが多いため、安宿と言った物が無いようで、今日の宿もTの会社でよくつかうらしく、会社割引で手配して貰ったが、445000RP.≒5500円ぐらいだ。日本でのビジネスホテルとかわらない値段である。

Tと夕食を近所のファミレスの様な所でとる。そう言えば、ナシゴレンってインドネシアの炒飯だったんだな。

                   謎の魚とナシゴレン

謎の魚とナシゴレン

Tはインドネシアに来て、5年ほどだが完全に現地人の様にインドネシア語を操る。
話に聞くと、インドネシアも多国語の中からベースのもの(ジャワ語?)を選び、それを改良して標準語を作った為、覚えやすく出来ているとか。
それ以上に、文法などがかなりいい加減であり、カタコトの人も、ネイティブの人もあまり喋っている言葉が変わらないとか何とか。

ここスラバヤは、Tに会うために来ただけであり、元々観光地などはない。その為、明日はジョグジャカルタへ向かう予定だ。移動には列車を使ってみようかと思っていると言うと、Tが列車は難しいと言う。だいたい、Tはインドネシアに来て列車を使ったことは一度もないとか。また現在、スラバヤからちょっと進んだあたりで、泥が吹き出ていて、ここ数日電車が止まっていると言うタイミングの悪さだ。そこで列車での移動は諦めて、飛行機で移動する事にした。
それにしても、Tと現地人のインドネシア語での自然なやりとりに感心しきりである。

途中、電話でジャカルタのYとも話をした。短い時間だったが、今回の目的の1つであるT,Yの2人との交流を達成し、本日は終了。