8月 19 2014
2014年08月19日(火) バガン観光⇒チャイティーヨー行き深夜バス泊
ゲストハウスの横のレストランで朝食。
その後8:30に約束してる馬車を待ちながら、街をゆく人を眺める。
ちょうど通学の時間なんだろうか、通学っぽい少年少女たちが右から左へ流れていく。
旅行先では、こういう風景を眺めているのがなんか好きだ。
しばらくすると、昨日の馬車のおじさんが登場。本日の観光スタートである。
おじさんは、一日案内すると言っていたが、観光客の喜ぶ寺院をめぐる、定番のルートが有るようなので、コースはおまかせで連れ回してもらう。
最初に向かったお寺は上まで登れるのであたりを見渡すことが出来た。もう一面、遺跡・お寺だらけである。
過去にカンボジアのアンコールワットを丘から見下ろした事を思い出すが、それよりバガンは笑えるほど数が多い。
正直今回の旅行のコース決め時にバガンに来るか悩んだものだが、これなら来てよかった。と言うか、ミャンマー観光にはバガンは外せないのでは無いかと思えるぐらいだ。
馬車のおじさんの定番コースで、最初にここを見せて各お寺を見て回る様だ。
確かに、最初にこれを見れてよかった。
東南アジアのお寺の多くにあるように、バガンのお寺も遺跡化している様に見えても現役として使われているものが多い。
また、お寺の中には押し売りガイドもいる。しかし、強引な人はおらず、言いがかり的な金銭要求をされると言った事もなかった。
最近オフショア開発で、ミャンマーが注目される中で、仏教国なのでその点モラルが高いという話も聞いたが、それもあるかもしれないが、まだ観光客が少ないからスレてない人が多いからの様な気がする。
お寺の一つでは、「ガイドではないよ」と言う、現地の娘が色々説明してくれた。最後の去り際に、「ガイドではないけど、絵葉書を買って欲しい。」という物売りのパターンには遭遇。
この娘、気立てもよくガイドとしても通用する丁寧な説明で、嫁にしたいぐらいの娘である。
絵葉書は荷物になるので、ガイド料的なチップを渡すにとどめた。
その後も、馬車の運転手は食事を挟んだりしながら、次々にお寺に連れて行ってくれるのだが、例によって「何を観ても同じに見える病」が発症していた俺は、一つ一つをあまり丁寧に見ずに消化試合の様になっていた。
そんなペースでの観光のため、かなり早い時間にスケジュールを完了してしまったようである。まだ15時ごろだ。
ホテルはチェックアウトしてしまっていたが、一旦ホテルに戻ってシャワーを貸してもらい、その後近場のレストランで、ビールを一杯。
17時に街の乗り合いバスで、ヤンゴン行きのバスのり場まで向かう。
乗り合いバスの時間が長くしんどく、18時45分になってバスのりばに到着。19時にバス出発。
しかしこのバスひどいクオリティ。寒いし、更に隣の男が変でまいる。
ヤンゴンからのバスは快適だったので、なおさらがっかり。
毛布を借りて、席を移動させてもらってなんとか凌ぐ。
明日の早朝にヤンゴンに到着し、そのままゴールデンロックのあるチャイィーヨー・パヤーへ向かう予定だ。
関係ないが、ミャンマーのトイレのマークは、ロンジーを履いているので、男と女の違いがわかりづらいな。
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8月 20 2014
2014年08月20日(水) チャイティーヨー(泊)
20日の早朝、ヤンゴン到着。
そのまま、5:00発のチャイティーヨー行きバス(8000チャット)に乗る。現地には10時頃到着予定だ。
今向かっているチャイティーヨーは、ゴールデンロックというミャンマーいちの観光スポットのある場所である。
これだけの見所にもかかわらず、ガイドブックには「ヤンゴンから直で行けるバス等が無い。」という話で、手こずることを予想してた。
しかし、最近なのかもしれないが、ヤンゴンから直のバスがあったので、それに乗った所、あんがいスムーズにチャイティーヨーに到着した。ただし、バスのりばでタクシー運転手と結構バトルトークは繰り広げたが。
途中、違う場所からくるバスと合流して、乗合バスに乗り換える。そこでは、日本人のTと合流。
彼はヤンゴンから直のバスがないと信じ、ガイドブックに書いてあるとおり、カイトーだかキンプンだか、一旦違う街に出て、そちらからチャイティーヨーに向かうところだった様だ。
チャイティーヨーの麓からは山頂まではトラックに乗る事になる。
この「すし詰めトラック」も、チャイティーヨーを語る上では、外せない有名なバス。
出発時間が不定であり、満員になるまで何時間経っても決して出発しないのである。
そのため、昔からこのバスを利用してのトラブル例を耳にしていた。
例えば、どこぞの国の人がしびれを切らして、
「定員に足りない分は金を出すからすぐに出発しろ!」
と言い出して、自分で金を出すのかと思いきや、勝手に他の乗客と割り勘を決めて、そっちと揉めたなんて話も。
何はともあれ、旅行者の殺しの設定なのである。ただ、今回の出発は案外直ぐに出発した。
チャイティーヨーはゴールデンロック以外は別段観るところもない。そのため、日帰りで訪れる観光客のほうが多いようだが、俺はバガンから移動で疲れているので最初から一泊する予定にしていた。途中で出会った、T も同じく宿泊予定だったので、本日はTと部屋をシェアすることにした。宿は、ヨーヨーレイホテルという、リーズナブルなホテルである。全く同名のゲストハウスが有ったりして非常に紛らわしいのだが、なんとか無事に宿を確保することが出来た。
宿に行く途中に既に見えてしまってはいたが、改めてゴールデンロックを見に行く。
確かに不思議なバランスで立っているように見える。岩上の塔には、ブッダの髪の毛が納められており、その力によって保たれていると信じられている。
岩自体強く押すと揺れるという話もあり、試してみたいのだが、落ちてしまったたら大問題である。
ここに来るまで「揺らすのは体験してみたい」と思っていたが、軽く押すこともできなんだ。
それにしても今日は天気が悪く、山頂は霧がかっている。これはこれで、雲の中にいるようで神秘的だ。
とりあえず、ゴールデンロックを観たり、部屋に戻って休んだり、ゴールデンロックを観たり、お店を眺めたり、ゴールデンロックを観たり、とゴールデンロック中心の一日である。小学校も近くにあり、宿の前を通学の子供が行き来するのも可愛らしく、ぼんやり眺めたり。
この山頂でも、普通に生活している人もいる。なんか雰囲気的に高野山が思い起こされる。
一般人向けの食堂も多数あるので、色々ローカルフードも色々試してみた。
それにしても、今日はずっと霧がかっていた。もともと今の時期あまり晴れないらしい。
山頂に泊まる人の特権に、「日の出 With ゴールデンロック」があるのだが、宿の主人によると、それも難しいだろうと言われる。
まぁ、とりあえず明日の天気に期待して就寝。
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By 俺様 • 2014年 ミャンマー旅行日記 • 0