3月 3 1998
三国志 | さ行 | 俺様万物網羅百科事典
「三国志」と言う名の示すとおり、
中国が三つの国に分かれて争っていた時代(西暦二二一~二六五年)の事を書いた小説。 『三国志』とは実は正史(国家事業として編修した歴史書。また、最
も正統と認められた歴史書)の名であり、晋(三国を統一した国)の陳寿の編集にかかり、小説とは別の書物。
小説のほうは、正史を平易な言葉にかきかえたと言う意味で『三国志平話』とか、『三国志通俗演義』、『三国志演義』などと呼ばれた。 小説の作られた確
かな年代はわからないが、長い年月を何人もの作者の経て完成されて行った。 その中でもっとも重要な作者は羅漢仲と言われている。
ここで取り上げる「三国志」は小説のほうであるが、日本で「三国志」と言うと、吉川英治のものがもっとも有名であり、『三国志を読んだ』と言っている人はたいていこちらを指している。
こちらの三国志は、吉川英治が日本の道徳的に受け入れられない部分を削ったり、創作を加えたりしたもので、日本風に噛み砕かれており、非常に読みやすい。 ただし、諸葛亮が没するまでしかかかれていない。
日本における「三国志」と言うと、もう一つゲームの光栄の三国志が挙げられる。 どちらかというと、三国志の世界へはこのゲームから入る人が多く思え
る。 あと、このゲームをやるためにパソコンを買う人も続出。 その後、ファミコンでも発売され、その人気を不動のものとした。
俺様もかなりファミコン版をやり込んだ。
ある日、このゲームを始めようとしたところ、我が母親が通りかかってTVに映ったタイトル画面
を見て、
「『吉幾三(よしいくぞう)』って。 あんた、どんなゲームしてんの?」
と言われてしまった事が印象深い。 文字が右から書かれている上に、”国”が、古い”國”と書かれているので、ぱっと見確かにそう見えるな。
複数人で対戦プレーも出来るのだが、一人がコンピュータと戦争などを始めてしまうと、他の人はやる事が無く待ちきれないため、大抵最後までやってられない。
最初の三国志ゲームだけあり、登場人物のデータが???ってやつもいたが、非常に楽しめた。
あとこのゲームの思い出で忘れられないのが、我が兄が孫策でプレーしているのを見ていた時である。
人材捜索したところ、在野に魯粛を発見。
そこで、『君主自ら出向く』で登用に向かったところ、孫策が魯粛に斬られた。
孫家と魯粛は相性が良いはずだし、他国の配下ならともかく、在野武将が登用に来た君主を殺すのも考えられない、小覇王と呼ばれた剛の者である孫策を、戦闘力の乏しい魯粛が殺すのも凄い、とつっこみどころ満載であった。 よほど魯粛の虫の居所がわるかったのだろう。
当然兄は怒り狂っていたが、非常に笑わせていただいた。
—
3月 3 1998
三段跳び | さ行 | 俺様万物網羅百科事典
一般人にはホップとステップは連続して同じ足で跳ばないといけない事はあまり知られていない。 ていうか市の大会ぐらいだと選手のくせに知らない奴もいて、交互に飛んで審判にファールを宣言されても、自分で何がいけないのか分からず首を傾げていたりする。
高校生ぐらいだと走り幅跳びは、短距離が早い奴等はエントリーしてきたりして結構選手層が厚いが、三段跳びになると少し敷居が高く感じるのか、格段に選手層が薄くなるので狙い目。 ちょっとしたコツをつかめばステップが伸びるので結構飛べる様になる。
また、県によってレベルがかなり異なる。 俺様が高校生の当時、神奈川県は結構レベルが高くて関東大会に出るのは難しく、俺様は1cmの差で関東大会に出られなかった。 無念じゃ。 で、関東大会を見学に行き山梨県の選手の記録を見たら、神奈川では予選落ち程度の記録だったりしてムカツいた。
—
By 俺様 • さ行 • 0