2013年04月12日(金) バナウェ(3) バナウェ散歩とマニラ行き | フィリピン旅行(18)

 

今日は、19時のバスでバナウェを離れマニラに向かう。

それまでの予定だが、ボントックに行くのも良いが、ここからチョット離れているので、何かあってバスに乗り遅れたりしないかと心配だ。棚田もバナウェ中心とそう変わりはないと思うので、無理に行く必要もないだろう。
あと、ガイドや運転手と話をするのも疲れそうだし、今日の所はバナウェで歩ける範囲で過ごそうと思う。

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・朝食食いながらでも、外の棚田を見ることができる。

朝食をホテルのレストランで食べた後は、部屋で荷物をパッキング。
荷物だけ預かってもらい、チェックアウトするとお昼チョット前になっていた。

行けるところといえばビューポイントしか無いので、歩きで山の上に向かってみる。何処まで行くか目標はないが、歩けるところまで歩いてみる、ぐらいのつもりでスタート。

有名なビューポイントは昨日いくつか行ったが、その他にもビューポイントと名付けられた小規模の見晴らしの良いポイントがいくつかある。その他歩きながら、ところどころよく見える所はあるのだな。

棚田は、目線を上げると横線があって山全体がピラミッドの様で、それもいくつも見える。
かと思えば、目線を下げると水を張った田がみえ、あたかも緑色の石灰棚を見てるかのようだ。
見晴らしの良いところで全体を眺めると、巨大な町のようにも見え、マチュピチュとかこんな感じだろうかと思わせる。
エジプト・トルコ・ペルーのいいとこ取りしてるかもしれない。

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・ハロハロも食べる。

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・今更ながらカメラにパノラマ機能に縦方向も使える事に気づく。

目的は決めずに歩き出したが、ポイントを見ては眺め、休み、ハロハロを食べ、歩き…と繰り返しているうちに、結局昨日来たビューポイントまで登ってきてしまった。既に14:00を回っているので、食堂で遅い昼食をとる。ビューポイントの横にある食堂なので、食事しながらの眺めも格別である。

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これ以上先は進んでも仕方ないと思うので、ここで折り返し、元きた道を降りていくことにした。

登りで2時間なので、下りはそれより早かろうし、19:00のバスには余裕で間に合う予定だ。そのため、のんびり歩いていたら下がっていたら突然の豪雨。傘は持っているのだが、例によってそんなものが役に立たないぐらいの豪雨。
慌てて道の脇の休憩所の様なものを見かけたのだが屋根がない。ふと、そこから更に少し行った所に小学校があるのを発見し、そちらに退避。

小学校はお休みの様で誰もおらずホッとする。日本だったら、無職の中年が小学校に入ったら大騒ぎで通報されかねないところである。

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ホットはしたものの、雨は一向にやみやまない。チョット弱まったかと思えばまた更にもまして強い雨が降りだしきりがない。結局2時間ほどあまやどりをしたが、諦めて雨の中歩き出すことにした。なんか、下につく頃にちょうど止むパターンな気がするが。

それにしても雨が凄い、上からや横からは傘で防げても、地面に打ち付けられて跳ね返ってくる雨に被害が甚大な気がする。そもそも、腰より下は傘で防げてないのか。もう、川に落ちたかのようにビチョビチョであり、これからの洗濯計画が台無しである。むしろ、今日のバスに乗るのにこれは困った。

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・雨が降ると、棚田の上の段から下の段へ流れる流れが縦筋を作り出し、よりピラミッドの趣を強くした。

この雨の中を歩くので、やはり歩みは遅く、18時ちょっと前にようやく宿に到着した。そして、案の定到着直後に空はカラリと晴れ上がった。降る、降らないがデジタルの様な切り替えである。

宿でなけなしの洗濯服に着替え、予定通り19時のバスでマニラに出発。
バスの予約はやはり必要だった。バスはマニラ行きの外人客でいっぱいだ。

しかし、バスの席は狭く膝が前の席に当たるぐらい。日中の移動ならともかく、深夜バスではしんどい。
その上、前の席の人がリクライニングをしたり戻したりを、急激にしかも何回もするので、その都度膝をぶつける。2度ほどかなりのダメージで目を覚ました。

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・サービスエリアで夕飯もどき。

まぁ、他の手段があるわけでもないので、しかたない。しかし、今回の旅で一番窮屈な思いだ。こりゃまともに寝れぬ。