2013年12月18日(水) 高野山 恵光院

 

三宮から高野山に向かう。

高野山って交通的にちょいと、いや、かなり不便である。
さすが、真田幸村を始め戦国武将が何かあると高野山にが蟄居させられたりするわけだ。

電車を乗継ぎやまの麓までくると、次はケーブルカーに乗り換える。
周りを見回すと、中高生ぐらいの子も数人乗っており、それも通学に使っているっぽい。ここを毎日通っているとはおどろきである。つか、山の上に民家とか生活圏があるとは思ってなかった。

なんて感慨にふけりながら、ケーブルカーに乗り込もうとしたら、何やらめまいがして、ホームと車体のあいだに足を突っ込んでこける。
どうしたのかと訝しながら周りを見渡してみると、ケーブルカーの床と、階段になっているホームの角度が不思議な感じでずれており、なんか見ると平衡感覚が狂う。
改めて見ても、再びめまいがするぐらい平衡感覚がくるう。なんかのトリックみたいである。
…なんて思っていたら、もう一度こけてしまった。なんだこれ。怖いぞ。脛に小学生の頃いらいの派手な擦り傷を作ってしまった。

目眩がするのは俺だけだろうか?

目眩がするのは俺だけだろうか?

二度も大ゴケしたが、幸い人に見られる事もなかった様だ。
平静を装いケーブルカーに乗り込み頂上へ向かう。頂上の高野山駅でケーブルカーをおりてもまだ移動は終わらない。今度はバスで中心地へ向かう。ようやっと、目的地の恵光院にたどり着くが18:00近くになってしまった。

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17:30につけば、宿で阿字観という真言宗の瞑想の体験も出来たのだが、間に合わず残念であった。
しかし、8時からナイトツアーという、お坊さんによる、夜の高野山の墓案内のイベントがあるらしい。ならばと、それに申し込んだが、こっちも本日の雨や雪による悪天候につき中止になってしまって残念。

仕方なしに風呂に入って食事を摂る。
今回でお遍路最終宿だが、ここにきて宿坊に泊まるのも、また食事付きも初めてだ。

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結構ゴージャスな食事が出るもんだな。

食後することもないので、写経したのちはさっさと眠ることにする。
しかし、幾つか離れた部屋に外人団体客が泊まっているようだが、テレビが大音量でスゲェ煩い。

各部屋隣とはフスマで隔てられているだけなので、音が筒抜けである。
結局深夜まで音が鳴り響き中々寝付けなかった。外人もわざわざ高野山の宿坊になにしに来てるんだか。明日も早いというのに。

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