2005年8月16日(火) その4 チェンマイ(ナイトバザール) | タイ旅行(20)

 

ワット・スアンドーク

ワット・スアンドーク

沢山の白い仏塔が建ち並んでいる

沢山の白い仏塔が建ち並んでいる

本屋を後にしてしばし歩くと、ワット・スアンドークに到着。

スアンドークとは、花園という意味らしい。
どこら辺が花園なのかは不明ではあるが、この寺院には沢山の白い仏塔が建ち並んでいる。
1つ1つは小ぶりではあるが、いくつもの塔が並んでおり、これはなかなか美しい光景である。 そこでうろうろ見学していたのだが、そのうちなんか外人墓地に見えてきた。

そんなこんなで、そろそろ19時になるので、一度ホテルに退却だ。
帰りの道すがら、タクシーかトゥクトゥクを捕まえようと思ったのだが、なんか全然みあたらない。 ソンテウも走っているのだが何処に向かうのか謎なのもあるが、それより目一杯人が乗っているので乗れそうもない。

そこでとぼとぼ歩き続ける。 今日は結構な距離を歩いた為、非常に疲れており、挫けそうになりながら何とか、西門に到着。 まだ宿まで倍ぐらいの距離があるな。

そこで、昼過ぎにお世話になった食堂はここから近いので、晩飯でも食おうかと思って向かったが、なんか道を間違えたのか見つからず、知らぬうちに北門に到着してしまう。 無駄な距離を歩いてしまったぞ。

ここら辺はトゥクトゥクが何台も走っていたので、1台つかまえて宿に向かうことにする。 料金を聞くと60Bと言われたが、ここからファーストプライズがそれは高すぎる。 そこで、「高くね?40Bがだろ?」と言うと、肩をすくめながら両手を広げ、『ウオップ。ヤレヤレ、冗談だろう?』と、欧米風に、しかも大げさなリアクションをしたためイラッとし、「いらねぇ」と言って歩き出す。
すると、慌てて追っかけてきて、「じゃ、50B。 50Bでいいから。」と言われる。
50でも高くて嫌なのだが、正直かなり疲れていたので了解し、宿に帰った。
ようやく宿に到着すると、陽はとっぷり落ちていた。 スアンドークではまだ明るかったのだがな。

宿にもどるも、腹が減っていたので、休憩もそこそこに出かけることにする。
宿の直ぐそばは、ナイトバザールが開かれているのである。 チェンマイのナイトバザールと言えば有名だ。

バザールの規模は、チェンライよりも大きいようだ。
また、特に場所を持たずに民族衣装を着て立ち売りでアクセサリを売っている、山岳の少数民族の人が多く目につくな。

適当に食い物を食べながら彷徨っていると、例のチェンマイで気に入った木彫りのカエルを売っている屋台発見。
そろそろ旅も後半にさしかかっているので、カエルまでにカエル時にカエルを買っておこうと思っていたので値段を聞くと、1つ100Bと言われた。 ここで売っているのは、チェンライで買ったカエルと比べ、2回りは小さいうえに、量産タイプっぽく作りが雑に見える。 それで100Bは都会価格にしても高いよな。
「チェンライでこれより大きいのを50Bで買ったんだけど。」と言ってみると、肩をすくめながら両手を広げ、『ウオップ。ヤレヤレ、冗談だろう?』と、欧米風に、しかも大げさなリアクションをされた。 先のトゥクトゥク運転手と同じリアクションだが、これチェンマイで流行ってんのか? なんかイラつくリアクションだ。

             木彫り屋

木彫り屋

小ぶりだが色つき

小ぶりだが色つき

日本人向けキャバクラっぽい。             その名も「チェンマイの夜」             今は確かにチェンマイの夜だ。             それ以外の何ものでもないぜ。

日本人向けキャバクラっぽい。その名も「チェンマイの夜」。
今は確かにチェンマイの夜だ。それ以外の何ものでもないぜ。

と言うことで、そこでは買わずに歩いていると、また違う木彫りカエル屋台発見。 そこで値段を聞くと、また1つ100Bと言われたので、再び,
「チェンライでこれより大きいのを50Bで買ったんだけど。」と言ったところ、「あ、そう?じゃあ50Bでいいや」と言われた。 小さい分、更に値が下がるともっと嬉しいのだが。
ここのカエルは1つ1つ色が塗られているのでちょっと楽しい カエルの他にもヘビの他、色々な形があるが、やはり背中を擦ったときの鳴き声的に、カエルが一番おきにいりである。
大きさも、もっと大きい色々な物が有るのだが、荷物に成るので小ぶりの色つきカエルを2つを購入。

その後、ラグやカーペット等を扱っている店を見かけた。 明日の寝台車などで寒かった時に羽織ろうかと思い、程良い物を物色する。
この店には、永作博美似のチャキチャキ娘がいて、これはどうか?これはどうか?と色々勧めてきた。
図柄に象が多いので、「象の図柄って、日本の感覚だとインドを連想する。タイっぽい図柄って無い?」と聞いたところ、「象と言えばタイよ。」と言っていた。 タイ人にとって、象は自国の象徴的な動物なんだのう。
そこで俺のイメージでのタイっぽい図柄を探してみるが、自分でも良く解らなくなったので、結局象の柄に決定した。

その後、永作博美と色々話したところ、この娘はその店の店員ではなく、妹が勤めているようだ。 妹は英語が喋れないので、偶にこうして手伝っているのだとか。 店が終わったら一緒に出かけようと思っているらしく、基本的にはここら辺で暇を潰しているだけらしく、暇っぽい。
そこで例によって折り紙で鶴を折って見せたところ、「これ紐でつって部屋に飾るわ!」と、ここでも思いの外、喜ばれた。 他にも手裏剣を折って忍者の話などをしたが、忍者は知ってるが、日本のものだとは知らなかったようだ。 「忍者ってこんな形の物投げてるの?」と不思議そうであった。

その後、再び1人でうろうろ見て回る。 基本的に買いたい物が有るわけではないのだが、見て回るのは楽しいな。 アクセサリが多いので、女性だったらより楽しいのかもしれない。
バザールは大通りに面したところだけでなく、小道に入り込んだところにも広がっており、ステージがあって、なんか催し物が開催されていたりもした。

そう言えば、山岳民族の人たちは、バザールでは場所代が高すぎて払えず、少し外れたところに店を出していると言う話を聞いたことがある。 山岳民族のおみやげ物の方が面白そうなので、ちょっと探してみるが結局見つからなかった。
先ほども見たように、立ち売りでアクセサリを売る様になったのかもしんない。 ハズレで客を待つより効果的だろうしな。

バザールも充分満喫したところで宿に帰り、明日の計画を立てながらゴロゴロする。
今後の予定は、明日夕方までチェンマイ観光した後、寝台車でアユタヤーに向かう。 そして、1日そこで過ごすか、半日過ごしてバンコクに行くかしたのち、深夜の飛行機で帰ることになっている。

んが、ガイドブックを見ていたところ、水上マーケットを見たくなってきた。
水上マーケットはTVで見たことはあるが何処の国の話か解っておらず、来るまでタイに有るとは思ってなかったな。 実際はどんなんなんだろうか?
アユタヤーは日本にもゆかりの深い遺跡ではあるが、今日までにお寺や遺跡は充分見た事なので、水上マーケットに行きたいな。
水上マーケットは朝早いらしいので、明日の列車で一気に水上マーケットの有るとこ迄行って観光し、昼過ぎにアユタヤーに向かっていいかもしんない。 よし、その方向に計画変更だ。

計画変更したところで就寝。 今日はよく歩いたのでクタクタだ。

             雨上がりだからか、普段からは解らないが、             あたりの建物の壁にはイモリが貼り付いていた。             (豆知識)イモリとヤモリの違いは、前足の指の数が違い、             イモリは4本、ヤモリは5 本

雨上がりだからか、普段からは解らないが、
あたりの建物の壁にはイモリが貼り付いていた。
(豆知識)イモリとヤモリの違いは、前足の指の数が違い、
イモリは4本、ヤモリは5 本